荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

夜の散歩

みなさん、こんばんは。

昔は歩くのが好きだった荒馬です。

 

高校生の時、夜遅くまで勉強をしていた荒馬は、

いつもラジオを聴きながら、机に向かっていました。

眠くなるとベランダに出て風を浴びていましたが、

それでも眠くて、集中力が落ちているときには、

近所を散歩していました。

田舎の町ですし、今ほど夜道は危ない場所ではありませんでした。

護身術程度に空手を習わせてもらっていたこともありましたし、

何より、

170㎝のがっちり体型の女など、襲おうとさえ思わないはず。

たまに野生のシカやキツネに遭遇する確率の方が

遥かに高いところでしたので、

その点を両親も心配したことはありません。

 

繁華街からは遠く、住宅ばかり並ぶ町内には、

まだコンビニなんていう便利な場所もなく、

遅くまで光り輝いている店も町並みもありませんでした。

その代わり、月と星がよく見える高台の町内。

歌を口ずさみながら、星を見ながら歩いたものです。

ちょっと淋しくなると、

同級生の部屋の窓に石をぶつけ、話をしたり、

一緒に散歩したりしていました。

 

早起きは大の苦手でしたが、夜はいつまででも起きていられます。

これは今も同じです。

夜の方が集中力が増し、考え事をするのにも、リフレッシュするにも

最適でした。

陸上部だったというのもありますが、歩くのは

トレーニングにもなります。

ランニングではなく、ウォーキングの方が、

フォームや姿勢を矯正したり、バランスの良い筋力をつけるのに

良いのです。

 

携帯電話が学生には普及していない時代でしたので、

本当に、純粋に散歩を楽しむ・友達と歩きながら会話を楽しむ

というのができた時代。

外の色々な音を楽しむこともできました。

今は、散歩していてもスマホがお供になるのでしょうね。

 

就職して、車を持つようになってからは、

あまり散歩をしなくなりました。ドライブばかり。

ストレスが溜まると、仕事終わりの夜に1時間以上も車を走らせ、

海に向かって叫んだり……

歩くのは、お酒を飲んだ時くらいでした。

ほろ酔いで歩くのも楽しいものです。

 

最近も車ばかりで、歩いていません。

仕事を辞めてからは、運動不足が進んでいます。

「だからギックリ腰になるんだ。歩け!!!」と

先日、家に遊びに来た父に言われてしまいました。

 

雪が解けて、もう少し気温が上がったら、散歩をしようかしら。

もちろん、スマホは留守番。財布も、余計なモノをコンビニで買ってしまい

そうなので、留守番。

今では、スマホと財布を持たないと、少し不安に感じるのでしょうか。

春になったら、実験してみようと思います。