荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

落語

みなさん、こんばんは。

落語が好きな荒馬です。

 

落語は、教師になってから好きになりました。

中学国語の古典分野で落語を学習する単元があります。

荒馬、教材研究(毎日の授業の準備)が好きです。

単元の教材研究をし、毎日の授業のプランを立て、

どんな切り口で学習しようか、

この単元を通して、どんな力を付けてもらおうか

そのためには、どんな内容を、どんな形態でやるのが良いのか。

授業の内容もさることながら、

特に古典については、時代背景や作者のこと

当時の生活や文化、豆知識的なこと。幅広いことを、

少し深く知っていなければ、教壇に立って教えることはできません。

学校現場では【導入】と呼ばれるものです。

 

どの単元でも【導入】部分を大切にしていました。

いくら国文科を出ているとは言え、全ての分野を網羅している

というわけではないので、とにかく勉強しました。

 

その中で、好きになったのが[落語]です。

落語は、内容やオチも楽しいのですし、読んでも聞いても楽しめます。

何より、当時の生活や習慣、人々の考え方までが、

1つの話でよく分かるのです。

 

とは言え、実際に寄席に行ったのはまだ2回です。

テレビ放映されているのを観たり、

本で読んだり、CDを聴いたりと言う方が多いのが悔しいです。

東京に住んで、毎日、演芸場に入り浸りたい。

せめて、1週間でも東京へ滞在し、演芸場に入り浸りたい。

これが、荒馬のささやかな夢です。

東京に住む従兄弟が、「息子と月1回は演芸場に行くよ」という

話を聞いて、本当に羨ましい限りです。

 

小凡師くんも年長に上がるころに、子ども向けの『えほん寄席』に

夢中になりました。

同封されているCDは、有名な噺家さんばかり。

NHK教育で放送されていたのが、書籍化されたものを全巻持っています。

やはり落語は耳で聴くのが、一番楽しいのかもしれません。

独特の語り口調は、聴いているだけで情景も浮かび、大笑いできます。

そう年長・小学校低学年の子どもでさえ。

そのうち、小凡師くんは、噺家さんの真似をして、

とても流暢に雄弁に語れるようになりました。

それがとても上手で、さらに楽しくなりました。

 

『昭和元禄 落語心中』という漫画があります。

アニメ化もされる(されている?)そうです。

漫画をみましたが、高座のシーンなどは、気迫を感じられるタッチで、

噺家さんの癖や特徴までもが、伝わります。

 

最近では、イケメン落語家さん(と記事に書かれていました)も多いらしく、

演芸場に足を運ぶ若い女性の方々が増えているそうです。

まぁ、落語が目的なのか、イケメンが目的なのかは置いておいて…

 

同じ話でも、噺家さんによって色が変わります。

それがまた楽しみの1つです。

昨年の夏、凡師さんの実家へ帰省中に

東西落語名人会があり、

三遊亭円楽さんと桂文珍さんの落語を聴きに行きました。

会場のみなさんをネタにしたり、

ちょっとしたアクシデントもネタにしてしまう。

当たり前ですが、プロってスゴイです。

会場の数百人を一瞬で虜にし、つかみきったまま終わる。

とにかく、よく笑いました。

 

落語が好きで、聴いたり読んだりしているのに、

一向に、話し上手・書き上手にはなりませんが、

どんな話題でも、

分かりやすく、最後にオチをつけるような

文章を書いたり、話ができるようになりたいです。

 

今日は、PTAの会議があり、少し難しいテーマで白熱したトークをし、

家に戻って、同じテーマで、凡師さんとも白熱したトークをして、

頭をフル回転した日でした。(すでに日付は変わっていますが…)

凡師さんとも、難しい話題でじっくり話したのも久しぶりで、

さながら、職員会議のようでした。

 

寝る前に疲れた脳を癒やすため、

『落語心中』を読んで、笑ってから眠りたいと思います。

まだ、めまいが続いてるので、

怖い夢を見ないために……