みなさん、こんばんは。
想像・創造するのが好きな荒馬です。
大人向けの絵本を数冊購入しました。
その中の1冊は、数年前に世界的に大ヒットした絵本
文字のない本【グラフィック・ノヴェル】という分野の
本とのこと。
ページ数も多く、全て絵のみでストーリーが構成されています。
文字がないので、背景や状況は絵で読み取るしかありません。
ゆっくり時間をかけて、絵をじっくり見ながら、
ストーリーや背景を想像して読みました。
もちろん、絵だけでも十分に内容は伝わるのですが、
主人公のみならず、絵の中に出てくる他のモノに焦点を充てると、
読み手に自由が与えられ、委ねられている気さえして、
楽しんで読むことができました。
アニメ『トム&ジェリー』と似たような構成な気がします。
映画版では台詞が出てくるのですが、
通常版ですと、台詞がありません。効果音と映像のみ。
小凡師くんは、いつも、台詞を考え、言いながら見ています。
想像をかきたてられ、創造する自由が与えられるのは
楽しいものですね。
今回購入した絵本は『アライバル』という絵本。
『さむがりやのサンタ』という絵本も、文字が少なく、絵のコマが多いです。
こういった本、荒馬は好きです。
もちろん、文字のある本もすきですが、
たまに、絵の多い本を見ると、違う楽しみ方ができます。
『アライバル』は全コマ、セピア色っぽい濃淡で表現されています。
この単色の濃淡のみというのも、また、
想像をかきたてられるのですね。
絵心もなく、絵の読み取りが苦手な荒馬ですが、
余計な情報がなく、まっさらな気持ちで見られるような気がしました。
以前のブログにも、
大人は絵よりも文字に目が行く ということを書きましたが、
絵だけをじっくりみると、最初は、文字を求めていたり、
情報を求めていました。
ネットが発達し、欲しい情報はもちろん欲しくない情報まで
入ってくるからこそ、
情報の少ないモノから読み取るというのが、新鮮でした。
昨年くらいから、
写真集を見たり、絵画を見るのが好きになっています。
撮った人・描き手の意図を知るのも楽しいのですが、
自分で読み取る楽しみを知りました。
絵や写真は本当に感性が必要ですよね。
今からでも磨けるものなのでしょうか。
まずは、触れてみるところからやっています。
景色を見て「美しい」と思っても、それを上手に表現できないので、
文字意外で表現する術が欲しいなぁと思っています。
これもまた、昨日書いた【物欲】でしょうか……