荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

一字で歴史や文化や習慣を知る

みなさん、こんばんは。

昔から雛祭りは、かる~く済ませていた荒馬です。

 

荒馬、幼い頃は父の仕事の都合などで、引っ越しが多く、

周りの友人達のような立派なひな人形はありませんでした。

荒馬の同級生、長男長女が多かったので、

端午の節句・桃の節句は豪勢に祝ってもらっていたようです。

何度が、パーティーにお呼ばれしたことも。

荒馬家は、当時では珍しく共働き世帯でしたので、

お祝い事もあまり豪勢にせず、

みんながそろって、いつもより少し豪華な夕食という程度。

雛祭りと聞いても、「へえ~」という程度でしたが、

お内裏様とお雛様の2人飾りを出してもらえたり、

たまに着物を着せてもらったりしていました。

 

昨日、小凡師くんとスーパーに買い物へ出かけました。

店内は【うれしいひなまつり】が流れておりました。

あの曲を聴くたびに、歴史や文化を感じます。

曲が作られたのは、1935年

当時は洋装が主流になっていたと思うのですが、

歌詞にはこうあります。

 

♫着物をきかえて 帯しめてー♫

 

着物【を】着替えるという表現。着物【に】ではなく。

そう考えると、まだまだ和装が生活の主流だったのでしょうか。

『今日はわたしも晴れ姿』とあるように、

ハレの日のための着物に着替えるという情景が浮かびます。

今でも、着物を着せてお祝いする家庭はあるのかなぁ。

何となく、以前よりも

お祝い事で、家族写真や記念撮影を写真屋さんにお願いする人が

増えているような気がするので、

そういう時には和装なのかもしれませんね。

 

たった一字でその時代を感じることができて、

面白いなぁと感じました。

なかなかないですよね。

童謡には特に感じられるモノが多いのかもしれませんね。

ゆっくりと童謡の歌詞を見てみようと思う荒馬です。

 

守る文化と変化する文化

これらを融合させて新しい文化が生まれる。

将来・未来が楽しみです。

荒馬がおばあちゃんになった時には、

どんな世の中になっているのでしょうか。

将来を悲観してしまうような報道が多い気もしますが、

決してそればかりではないと感じます。

年老いた凡師さんと荒馬が

お茶でもすすりながら、

「平和ですね~」

「そうですね~」

「明日は何をしましょうかね」

「そうだね~」

などと笑顔で話をする姿も想像できます。