荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

名前を呼ばれたくて…

みなさん、こんばんは。

ローズマリーを香らせてブログを書いている荒馬です。

 

今月は、体調不良やらぎっくり腰やらで、

寝ている生活が多かったせいか、頭がぼんやり。

シャキッと、勉強モードにならないため、

【無気力やストレスを解消し、思考力・記憶力をUpさせる】

ローズマリーの香りを漂わせております。

 

今日、友人から電話が来ました。

「なんかさ、名前を呼んで欲しくて… 荒馬ちゃんにかけちゃった」

あー、これ、先日のブログにも書いた、

【ただの荒馬】になった。というのと似ているなぁと思いました。

電話で話している間、たくさん彼女の名前を連呼しました。

「苗字でもいいから呼ばれたくて…。新しい苗字もまだ慣れないけど」

彼女はそう言って、近況を話してくれました。

 

女性は結婚し、出産すると、[〇〇ママ][奥さん][お母さん]という

呼称が増えます。夫婦間でも呼び方が変わる方もいますよね。

荒馬、新たに知り合った既婚女性や子育てしている女性を

愛称や下の名前で呼ぶようにしています。

 

電話をくれた彼女は、結婚を機に、ご主人のいる土地へ引っ越し、

出産しました。戸惑いながらも新しい環境にも慣れています。

ストレスを溜め込むタイプではないので、イライラ・キーッっと

なっているわけではありませんでしたが、

「ただ、名前を呼ばれたくなった」そうです。

 

私自身は、生まれ育った地で就職も結婚も出産もしたので、

もともとの友人・同僚だった人・教え子とその保護者の方々

のほうが多く、考えてみると、

子どもを介して仲良くなった【ママ友】という人はいません。

息子と同じクラスで仲良くなった方々も、女子の親御さんが多く、

親子セットで仲良くなったという感じがしないので、

【ママ友】とは少し違う定義な気がしています。

とは言え、退職してからは、格段に[お母さん][奥さん]と

呼ばれる機会の方が増えたように思います。

荒馬もお気楽な性格なので、呼称くらいで、ウジウジはしませんが、

彼女の「ただ、名前を呼ばれたくなった」が何となく分かる気がします。

 

ただ、話をしていると、【呼ばれ方】だけではないのかな?

という思いがよぎりました。

結婚や出産、また事情により退職という選択を余儀なくした彼女。

自分は健康で元気なのに、働きたくても働けない状況がある。

大好きだった仕事への未練。

そして、

子育ては大変ながらも楽しいけれど、専業主婦をしている自分が

何の生産性もなく、消費しているだけの存在だと感じてしまう。

家事だって、手抜きばかり。旦那さんににお小言を言われることも…。

 

荒馬の周りには、そんな女性がけっこういます。

荒馬もその一人。

「女って、時に不利だよね」と彼女たちと話したこともあります。

荒馬も一時期、こんな風にウジウジと悩み、突然、涙が溢れるコトが

ありました。

 

そこから脱出するきっかけは、十人十色かもしれません。

脱出した荒馬も友人達も

【現状を受け入れ、良い意味で諦めた上で、新しいモノを見つける】

というのが、共通していた脱出方法でした。

ですので、脱出した彼女たちは、端から見ると何も変わっていないようでも、

再びキラキラし始めています。

そんな再スタートを笑う人間もいますし、

応援してくれない人もいるのは事実ですが…。

 

電話をくれた彼女は、おそらく脱出に向かっている最中。

せめて、名前を呼んであげたり、話を聞くくらいは

荒馬でもできるはず。

こんな時、あまり偉そうに語ったり、

「私は~だったよ」とか経験談を話しても、逆効果で無意味です。

彼女には彼女の事情や思いがあるので、「荒馬ちゃんはどうだった?」と

聞かれない限り、私からは話をせずに、

「うんうん、それで?」 「ついでに言っちゃいなよ」というスタンスに

立つように心がけました。

 

彼女の脱出が楽しみです。

どんな脱出をして、再びキラキラし始めるのかなぁ????