みなさん、こんばんは。
【学びたい】【知りたい】欲求が強くなってきた荒馬です。
2日前にも書いた【大人にこそ絵本を】の記事
ブログの見出しに書いているほど、
絵本について深く述べている記事ではありませんでしたよね。
絶賛、学んでいる最中なので、偉そうに語れるほどの持論もないのが現状なのです。
それでも、
[大人にも絵本を…実は奥が深い]とは、きちんと思っているんですよ。
荒馬、1冊読んだだけ、1度聞いただけ、誰かから聞いただけ で
【語り】や【批判】や【批評】をするのが嫌いです。
ですので、
今、【学力向上】【絵本】について調べ、勉強を進めていますが、
なるべく多くの資料や書籍(たとえ同じ著者でも)色々な人からの意見を
聞くようにしています。データ的なものを求めているのかもしれません。
さて、絵本に話を戻します。
柳田邦男さんは著書の中で、
『大人にとって絵本は、魂の肥し、魂の糧になる大きな存在』と
言っていました。素晴らしい創作の世界に触れることで、
忙しくしている大人達も、視野が広がったり、考え方を変えることができると。
また、絵本セラピスト協会代表の岡田達信さんは、
大人が抱く絵本の感想やメッセージの受け取り方は、
それぞれの人の経験・価値観・知識などが入り込む。
また、大人は[絵]本なのに、字に注目する。と
講座の中で話していました。
子どもも同様ですが、大人も、いえ、大人こそ
読み聞かせしてもらう方が深い読みができます。
絵本セラピー®では、絵本セラピスト®さんが読み聞かせをしてくれます。
その日のテーマに合う絵本を数冊、読み聞かせしてもらい、
質問に答えたり、グループになった人と感想交流などを行います。
本当に多くの意見が出ます。同じ意見だったとしても、
その理由はさまざま。荒馬も経験があるのですが、
本当に面白い発見でした。
しかも、意見のぶつかり合いもなく、絵本を介したお陰か、
お互いを受け入れるスピードが早く、打ち解けるのも早い。
ですので、語り合いも深まっていきます。
今までは、自分で見るだけだったり、読み聞かせをするだけでした。
『だけ』です。
そこから、何かを感じ取る・何かを考えるというのをしてきませんでした。
今、新しい絵本の楽しみ方を発見し、
家にある絵本を読み返したり、
読み聞かせをしながらも別の感じ方ができるようになりました。
そして、絵本に関する書籍も読んでいます。
この他にも、絵本の雑誌を読んだりと、とにかく【絵本】を楽しんでいます。
教師時代、授業の最初の10分間に
【読み聞かせ】をしたことがあります。中学生にです。
授業に落ち着いた心で向かえない生徒が多く、
投げ出してしまう生徒も多かったため、苦肉の策として、
「せめて最初の10分間は集中しよう」と懇願とも言える提案をしました。
絵本は内容も分かりやすく、絵を見ているだけでも飽きない。
意外にも速攻で効果が出ました。
読み聞かせが終わり、本来の授業に入っても、
集中力が続いていたり、前よりも頑張ろうとする姿勢に変化したのです。
嬉しいことに、何人もの生徒が【次】を心待ちにしてくれました。
10分で読み切れない本を読んだときには、続きを楽しみにしてくれたり。
その生徒達も30代になり、親になっています。
「今、子どもに読み聞かせするのが楽しいよ」
「先生に読んでもらった絵本を今度は私(俺)が読んであげてるよ」なんて
言ってくれる教え子もいて、
【絵本ってスゴイ】と思いました。
教科書でやった内容は忘れているのに、読み聞かせの絵本を覚えているんですから。
ブログを書きながら教師時代のエピソードも思い出したので、
とても嬉しくなったと同時に、ますます気合いを入れて
学ぼうと思えました。
もう少し学びを深め、持論やらウンチクやらを述べられたらと
思っています。
そのうち【オススメの絵本】なんてカテゴリーを作って、
偉そうに語っている荒馬の姿が目に浮かびます。