荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『書斎の鍵』

こんばんは。

読書の時間がお気に入りの荒馬です。

 

最近は読書の時間が楽しくて、

いろんな本を読んでいます。

ただ、

人生を変える本には、

まだ、出会っていません。

 

今日はこちら

 

書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」)

書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」)

 

作者である喜多川泰さんは、

作家であり、塾講師。

【本との出会いで人生が変わる】

【読書は心にまいた希望の種】

などの言葉を、

講演会などでもお話しされます。

 

『書斎の鍵』の中でも、

読書や本の素晴らしさが書かれています。

喜多川さんの作品は、

自己啓発小説というカテゴリーに

分類されることが多いのですが、

本との出会いを書いてある作品が、

とても多いです。

 

最近は、

絵本・児童書・小説を読んでいます。

以前のブログでも書いた、

『ちいさなちいさな王様』を

再読したのですが、

ドイツの作品は、

児童書のカテゴリーでも、

子ども向けという意識で、

作品を作ってるわけではないように

思えます。

テーマや内容も、割と難しかったり、

深かったり、哲学的だったり、

示唆的だったり…。

 

比較するのは、違うかもしれませんが、

日本の絵本や児童書は、

子ども向けというのが、

前面に出ているように感じます。

テーマも内容も、

分かりやすく、直球で。

それが悪いわけではありませんが、

子どもだからこそ、

想像豊かな解釈をしたり、

自分なりに噛み砕く術を、

持っていると思います。

 

大人になれば、

自分の尺度や価値観の中で、

噛み砕き、都合の良い解釈で、

取り込む。

 

良いとか悪いという話ではなく、

【◯◯向け】というカテゴリーなど、

必要ないのでは?

と思っています。

 

特に絵本セラピスト®︎になってから、

絵本がこんなにもスゴイとは…と

驚いているほどです。

教師をしていた頃も、

中学生に読み聞かせなどをしていたので、

そう感じたことはありましたが、

今ほどの感情ではありませんでした。

 

様々な疑似体験ができますし、

様々な世界に行ってる気がしますし、

(想像の世界なども含めて)

様々な考え方や価値観に触れられます。

歳をとると、

仕事や生活において、

視野が狭くなっていきます。

変なプライドだけが残り、

頑固になったり、固執したり、

柔軟性がなくなってくる気がします。

 

荒馬は、

読書という体験も、

視野を広げ、柔軟性がつく、

素敵な手段だと思っています。

 

読書の時間を作るのは難しくても、

短時間でも活字に触れる時間を持てると、

気持ちも落ち着きます。

 

『書斎の鍵』を読んで、

より一層、

たくさんの本を読みたくなりました。

とは言え、

どうしても手に取る本に偏りがあるので、

ダ・ヴィンチ』などの雑誌や

いろんな作家さんの作品が

一冊に収められている短編集などを読み、

新規開拓もしたいです。

 

北海道砂川市にある、

岩田書店さんでは、

【一万円選書】という取り組みをしていて、

多くのテレビや雑誌で取り上げられています。

簡単なカルテの記載をすると、

店主さんがチョイスした、

一万円分の本が届きます。

今では大変な人気で、

募集に応募する人数が多く、

月に一度、抽選をして、

当選した方に、購入の機会が与えられます。

 

荒馬も一度だけ当選し、

利用しましたが、

既読本があれば、入れ替えてくれますし、

どれも読んだことのないジャンルの本が、

届きました。

また利用したくて、

応募しましたが、

今のところ、2回目の当選メールは、

届きません。

 

誰かが勧めてくれる本を読むのも

良いですよねー。

 

さて、

また本の世界に戻ろうかなぁ。

 

『ニジェール物語』

こんばんは。

今週は大忙しの荒馬です。

 

小小凡師くんの通院が、

病院や診察科の違いで、

3日連続ありました。

1日にまとめて入れた方が良いんじゃない?

とも言われるのですが、

滞在時間が長くなる方が、

小小凡師くんには辛いので、

なるべく別日に設定しています。

今週は偶然にも立て込んでしまいました。

 

病院へ行くと、

車椅子に乗り、

気管カニューレというのが付いているだけで、

好奇の目で見られたり、

「かわいそうね」のシャワーを浴びたりと、

6年経った今でも、

慣れることがなく、気疲れが大きいです。

 

そして、

明日は小凡師くんの担任の先生との

個人面談が入ります。

さらに、

明後日は、この時期お決まりの、

更新手続きラッシュのため、

市役所やらの関係機関へ。

福祉関係や子育て関係の更新が、

怒涛のように押し寄せます。

締め切りには間があるのですが、

荒馬は、

とにかく数が多いので、

早めにまとめて行っています。

 

あと2日、頑張れ荒馬!

 

外出の合間に、

家事やらをやるのですが、

夏休みには、【昼食作り】が入ります。

意外とこれが辛い。

そして、給食ありがとうと思うのです。

 

そんな時には、

無理にでも時間を作って、

1人にはならないけれど、

1人時間を持って、最近はもっぱら読書。

夜は、

体力温存のために、眠りを優先するので、

昼間に細切れで取るようにしています。

幸いにも、

小凡師くんの在宅率が高いので、

お兄ちゃん大好きな小小凡師くんは、

ご機嫌なので…。

 

今日、手に取ったのは、

 

ニジェール物語

ニジェール物語

 

出版された当時に、

絵本セラピスト仲間に勧められていて、

欲しかったのに買えなかった絵本を、

ようやく入手しました。

 

作者が、

数年住んでいたニジェール共和国

何もないと思っていたサハラ砂漠で、

見聞きした様々なことを基にして、

この絵本が生まれました。

もっとニジェール共和国

多くの人に知ってもらいたいという

思いから生まれた、こちらの絵本。

7つのお話が一冊になっており、

神秘的なお話と絵が、

とても素敵な絵本です。

子どもから大人まで、楽しめること請け合い。

 

想像なのか現実なのか。

実際にあるニジェール共和国

実際に存在する物も中にはあります。

やはり、

神秘的という表現がぴったり。

 

アフリカのサハラ砂漠

そう聞いても、何もないのかなぁとしか

思えなかった、貧困な思考の荒馬。

海外へ出たことのない荒馬は、

日本ではない場所が舞台というだけで、

旅行している気分だったり、

イマジネーションの世界だったり、

そんな夢見る立場になります。

 

田舎者なので、

国内でも、都会へ行くだけで、

ドキドキします。

高層ビルが立ち並び、

キラキラ眩しい街並だけでも、

「ちょっと怖い」と思ってしまう。

行ったら行ったで、

「意外にイケた。やれた」

と思うのですが、

やはり、田舎が落ち着きます。

 

そういう意味では、

変化を、

心から楽しんでいないのかもしれません。

 

それが海外ともなれば大変です。

言葉も文化も違います。

行ったら行ったで、は通用しない気がします。

本や映像で楽しむのが、

荒馬には合っている気がします。

 

行ってみたいなぁとは思いますが、

これから先の人生で、

海外へ行くことが現実化する可能性は

低そうです。

それゆえ、

絵本や本、写真集や映像で満足。

 

今日は遠くニジェールを、

想像の中で、楽しもうと思います。

 

 

『東京喰種』

こんばんは。

漫画の深さを感じた荒馬です。  

 

別に漫画への偏見があるわけではありません。

子どもの頃は、

兄が買ってくる雑誌や漫画を

たまに借りるくらいで、

あまり漫画を読みませんでした。

大人になってから、

漫画を買って読むように…。

 

最初は、

生徒たちが興味のある

漫画・ゲーム・音楽・TV・雑誌などを

実際にやったり読んだりして、

興味関心を探ったり、

それらによって出される言動や心理を

勉強するためという、

意外に真面目なきっかけでした。

 

そのうち、

面白くなってきて、

個人的に楽しむようになりました。

これまで経験したことのない世界は、

楽しいものですよね。

そして、

給料をいただいている大人としては、

大人買い】という武器もあります。

 

荒馬にとっての新しい世界は、

ゲームと漫画でした。

幸いにも、凡師さんも

多趣味で、

外での趣味も室内での趣味も

両方楽しみます。

ここが共通すると、さらに幅が広がります。

 

今回、凡師さんが勧めてくれたのが

こちらの漫画

 

これも生徒理解の一環が

きっかけです。

ハマるかどうか分からない時は

凡師家、

レンタルショップで借りてきたり、

Kindleの無料巻を読むみます。

 

『東京喰種』は、

アニメ化もされ、映画化もされました。

人気の漫画なのを、

今回初めて知りました。

グロテスクな漫画は苦手でしたが、

大人になったからなのか、

このタイミングで読んだからなのか、

考えさせられたり、

こんなことを示唆してるのかな?とか

深いなぁと

思うところも多く、

すっかり、続きがきになるほど、

ハマっているようです。

 

ただ手元に置きたい漫画かというと、

レンタルで十分だなぁ

というのが感想です。

 

なにせ荒馬、

その世界観に入り込みすぎなのか、

小説でも絵本でも、

漫画でもゲームでも、

テレビや映画でも、

必ず夢に出てくるのです。

 

見た場面が出てきたり、

続きだったり。

 

ですので、

特に寝る前には、

極力、どんなジャンルでも、

過激な、印象的な作品は読みません。

寝る前には、

ビジネス系や自己啓発系が

ある意味では無機質で最適です。

心に響いても、

映像としてショッキングではないので。

 

凡師さんは、

漫画も好きなので、

また荒馬が知らない作品を

勧めてくれるのが楽しみです。

 

そして、

明日は、

貸したまま手元に戻らなくなり、

買い直した、児童文学本が

届く日なので、

今から読むのが楽しみです。

 

最近、読書しながら寝落ちパターンが

多いので、

ブログも間が空きがちですが、

書きたい時に書くという、

ユルイ感じのスタンスなので、

良しとしようと思います。

 

 

優しさに触れる

こんばんは。

友人たちの優しさに触れて、

とても幸せな気分の荒馬です。

 

この週末、

秋田県内は

数多くの警報・注意報が発令されました。

避難指示・避難勧告も継続中の地域がたくさん。

土砂災害もありました。

幸いにも荒馬の住む地域は、

豪雨には見舞われましたが、

大きな被害もなく、

自宅近くの川も今は少しずつ、

水位が下がってきています。

 

秋田県でも、県南の方が被害が大きく、

これ以上、被害が拡大しないよう、

祈ることしかできません。

農作物の被害も大きいそうです。

 

そんな週末、

実にたくさんの友人から、

心配の連絡が届きました。

ニュースを見て、すぐに行動に移す。

誰かを思いやる気持ちと行動力。

心配の意を伝えつつ、負担にならないよう、

気遣いも忍ばせる。

 

荒馬の周りには、

学ぶべき姿を示してくれる人が

こんなにもたくさんいるのかと、

驚きと感謝の気持ちで、

いっぱいになりました。

 

ニュースを見ても、

「あー、大変そうだなぁ。

    ○○さんは大丈夫かしら?」

と思っても、

なかなか連絡するという行動には、

すぐに繋がらないものです。

それを、

いとも容易く、当たり前のようにできること、

荒馬も見習うべきことです。

 

短い言葉でも、

こんなに元気づけられたり、

心が温かくなるのかと実感しました。

こんなに素敵な友人に囲まれている荒馬は、

本当に恵まれています。

 

相手を不快にすることに長けている人、

狭い視野でしか物事を見ない人、

いつでも自分が中心の人、

そんな人達の方が多いのだと、

一時期、思っていたことがあります。

 

どうして、

ここまで他人を傷つけるのだろう?

何も感じないのだろうか?

こんなに近くにいる人のことさえも、

理解しようとしないのだろうか?

 

そんな風に、

誰かを査定するような時もありました。

 

今は、そんな風に思うことが

少なくなりました。

 

多少、不快に思ったり、イライラしたり、

モヤモヤしたり、傷ついても、

サラッと流したり、

気にしないでいられるようにもなりました。

 

それはおそらく、

素敵な姿をたくさん見ているから。

 

とは言え、

荒馬自身は、

ポンコツ部分が多いですし、

自分に都合の良い言い訳を、

自分にしながら、

言いたい事をズケズケ言ってしまいます。

なんて、未熟な39歳なのかと、

思います。

 

周りから学び、しっかり考えて、

行動できる人にならないとなぁ。

誰かを

幸せな気持ちにしたり、

勇気づけたり、

笑顔にしたり、

役に立てるような人に。

 

そんな事を思った週末でした。

 

 

『ええたまいっちょう』

こんばんは。

久々にゆっくり過ごした荒馬です。

 

最近はアクティブな荒馬。

日付や曜日の感覚も曖昧になったり、

これからの予定が

頭に入っていなくて、

少しバタバタ感もありました。

ほんの6年前、

働きながら、子育て・家事を

フル回転でやっていた自分が、

今は信じられません。

以前も書きましたが、

働いている頃の方が、

確実にタイムマネージメントは

上手かったと思います。

 

今日は小小凡師くんの、

訪問指導やスクーリング、通院もなく、

家でゆっくり過ごせました。

思えば、

こちらに来てからのバタバタの8割は、

小小凡師くんに関すること。

たぶん、

荒馬以上に小小凡師くんの方が、

疲れも溜まっていたり、

バタバタしているはずなのに、

体調を崩さないとは、

丈夫になってきたものです。

 

さて今日はこの絵本を。

 

ええたま いっちょう! (えほんのぼうけん)

ええたま いっちょう! (えほんのぼうけん)

 

 くすのきさんの絵本は、

トーリーや文が心に沁みるものばかり。

なんとこの絵本、

『おこだてませんように』に登場する

少年が大人になって再登場します。

 

おこだでませんように

おこだでませんように

 

 北海道では、8月7日に七夕をやる風習が

あるので、

七夕の短冊に願いを書くという、

こちらの絵本は、

今、タイムリーな絵本のはず。

そして、

親・教師なら、

心にズシンと響く絵本のはずです。

 

そこに出てくる少年が大人になり、

お巡りさんになって、

1人の少年との出会いが描かれています。

少年の視点に立った時、

お巡りさんの視点になった時、

感じ方は様々だと思います。

 

荒馬、

高学年の時に教師になりたいと

思っていました。

その後も最終目標は変わらずでした。

ある先生との出会いがきっかけです。

こんな大人になりたい。

それがいつしか、

同じ土俵に立ちたいと思うようになり、

教職を目指します。

 

あの時描いた大人像に、

果たして自分はなれているのか、

それはきっと、

自分では判断できないと思いますが、

少なくても満足していました。

【た】という過去形にしたのは、

今現在は疑問符があるからです。

 

誰かを笑顔にしたい。

誰かの役に立ちたい。

誰かのお手伝いができたら。

 

そんな風に思っていたのに、

今の荒馬は、

あまりに狭い範囲でしかできていません。

むしろ、

自分を甘やかして、

怠惰な日々だとさえ思います。

 

環境の変化を言い訳にするには、

もう時間が経ち過ぎています。

しかし、

まだまだ、そこを言い訳にしている荒馬。

何だか、

こちらに来てから、

パズルのピースがはまっていないような

心に開いた穴が塞がらないような

何かが足りないような

何かを忘れているような

そんな思いが常駐しています。

 

それが何なのか、

何を自分が求めているのか、

そこも分からないまま。

 

沈んだ気持ちにはなっていませんし、

文字で書くほど、

テンパってもいませんが、

この空虚感の行き場が…。

 

日々に追われているからなのでしょう。

落ち着いているようで、

余裕がない証なのかもしれません。

 

暑さを理由にダラけるのは、

そろそろ終わりにしないとなぁ。

 

 

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』

こんばんは。

これぞ、読書の醍醐味だなぁと

思う絵本と出会った荒馬です。

 

夏休みに小凡師くんの学校で、

読み聞かせボランティアをすることになり、

【怖い話系】の絵本を数冊、購入。

その他、

ついでに、気になってた絵本も

数冊、購入しました。

 

夏休み・小学生ときたら、

やはり【怖い話】ですよね。

怖いけど、見たい。

怖いけど、やりたい。

外は暑いけど、何だかゾクゾク・ゾワゾワ。

今回は、

小説家さんが文を担当した、

割と本格的に怖い絵本も購入しました。

読み聞かせが楽しみです。

 

そして、

同じく夏休みに、

小学校に勤務する先生達向けに、

絵本セラピー®︎をやらせて頂くことになり、

大人に向けた絵本を再読したり、

最近は少し離れていた絵本セラピー®︎向けに、

荒馬自身を絵本モードに切り替え中です。

 

プログラムや使用絵本は、

だいたい決まっているのですが、

気になる絵本は

際限なく欲しくなるので、

吟味しながら購入しています。

ついに、

我が家の絵本蔵書数が、

530冊になりました。

 

今回はこちらの絵本をご紹介。

 

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

 

海外絵本(台湾)です。

2015年に、

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ】に

参加し、JR飯山線アートプロジェクトから

生まれた作品のようです。

 

少年が犬と、

列車に揺られながら、

色々なことを思い出したり、考えたり

する絵本です。

作品の背景が明言されていないのですが、

おそらく、

こんな感じなのかな?という、

読み手が自由に想像したり、

読み手自身も考えたりしながら、

読み進める絵本な気がします。

 

実は絵本の方が、

読み手の発想・想像・思考を

自由にするのではないかと思います。

もちろん、

絵があることによって、

文だけでは分からないことを

サポートしてくれていたら、

明言している絵本もありますが、

物語や小説よりも、

話の背景が分からないようになっている

気がします。

 

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』は

まさに、

読み手の想像・思考が促されます。

これが、

読書の楽しみでもありますよね。

こうなのかなぁ。

いや、違うかなぁなどと、

考えたりするのが、

時には楽しい時もあります。

絵本だからかもしれません。

 

荒馬は、

小説・映画など、

内容がしっかりとしていて、

ページ数が多い本に関しては、

特にラストの部分は、

【読者の方の想像にお任せします】

というのは好きではありません。

そこまで書いたなら、

最後までお願いしますよー

という心境になります。

 

作家さんだったりの作り手さんが、

思う・考えるラストシーンが

知りたいのです。

そこだけ突然、

読み手に委ねるなんて、

ナンセンスじゃないの?と思うわけです。

作品を作る上で、

登場人物や場所などの設定を、

詳しく考えていたはずです。

たとえ、本編で出てこないにしても。

それなら、

ラストだって…と思うわけです。

 

ただ、絵本に関しては、

この余韻が、却って良いなぁと

思うこともあります。

完結型も好きですが、

大人になってから絵本を読むと、

想像して、考えて、照らし合わせて

読み進めるので、

【読者の方の想像にお任せします】

は、楽しみながらやれます。

 

今回も、色々と想像し、

それによって、

荒馬自身の経験と照らし合わせていたり、

思考してみたり…。

短い時間で読み終えるのですが、

頭の中ではフル回転でした。

 

読むたびに感じ方が変わりそうです。

絵本モードになるためには、

そういった、

自由度も大切です。

 

今日はもうすぐ寝ますが、

また明日、

数冊、絵本を開いてみようと思います。

 

 

泳ぐ

こんばんは。

数年ぶりに泳いで、全身がダルい荒馬です。

 

夏はプール

冬はスキーに

毎日行く小学生でした。

友達と一緒には行きますが、

しゃべって終わりというのではなく、

ただただ泳ぐ

ただただ滑る。

 

着替えや行き帰りで、話をします。

そういう波長が合う友人と、

いつも行っていました。

短大生になってからは、

プールにはあまり行かなくなりました。

働き始めてからは、

プールに行く時間すら無くなりました。

退職後、

小凡師くんに泳ぎを教えるために、

何度か一緒に行きましたが、

なんせ小凡師くんは、

運動が苦手。

無理強いしても効果がないので、

また足が遠のくように…。

 

ここに来て小凡師くんが

泳ぐのが上手くなりたいという意志と、

凡師さんが、

仕事で泳がなければならないという

事情が生まれ、

先週から男同士で通うように。

今日は、

荒馬も一緒に行くことに。

 

かろうじて水着も入り、

久々の水泳に、不安もありましたが、

楽しい楽しい。

水の中にいる時間は、

リラックスしますね。

と言っても、

一気に泳げたのは25m。

あー、筋力・泳力は

確実に落ちていました。

25m泳ぐ→立って息を整える→25m泳ぐ

を繰り返しました。

 

泳ぎ終えて、着替えた瞬間から、

腕がだるくなりました。

「あー鍛えられたんだなぁ」

と実感していますが、

「こんなにも筋力が落ちたんだなぁ」

とも実感。

 

また泳ぐに行きたいなぁ。

そして、

帰宅してダラダラすると、

せっかく活発になった筋力が

すぐに戻ってしまう気がして、

先日、

凡師さんに買ってもらった自転車で、

買い物がてら、

散歩をして来ました。

 

けっこう気温も湿度も高いことに

慣れて来たので、

27℃でも涼しいと感じるようになりました。

今日は風もあったので、

自転車がとても気持ちよかったです。

 

こちらに来てから、

何だかアクティブな荒馬です。

 

妖怪博覧会

こんばんは。

妖怪の世界に触れ、学んできた荒馬です。

 

先日のブログでも書きましたが、 

fuku-fukuro.hatenablog.com

 

荒馬は、妖怪などが大好きです。

たまに、

小凡師くんの部屋にある、妖怪の本を読んでは、

自分も同じ年代の頃、

同じような本を読みまくっていたなぁと思っていました。

 

秋田県の県立博物館で、

15日から、妖怪博覧会の特別展が開催されており、

家族で行ってきました。

3連休前からスタートということで、

家族連れも見越して開催されていると思っていたので、

もう少し、子ども向けの特別展になっていると思いきや、

がっつり、

大人向けの、展示になっていて、

足を運んだ小さな子は、ただただ、退屈そうにしていました。

あまりにリアルな絵巻などが登場するので、

怖がっているお子さんもいらっしゃり、

大人の方が、夢中になっている様子。

 

我が家と言えば、

小凡師くんは、言わずもがなで夢中です。

小小凡師くんは、室内の空調状態がお気に召さなかったらしく、

早々に、愚図っていました。

ですので、

大変、早足の観覧になってしまいましたが、

荒馬もワクワクし通しの一時でした。

 

もう少し、じっくりと見たかったのですが、

そこは、

購入したパンフレットを

(と言っても、とても立派な冊子になっており、

 展示内容が、この一冊に載っています)

帰宅してから、ゆっくりと見ることができたので、満足です。

 

さて、帰宅途中、

スマホを持って十数年経つのですが、

初めて、

緊急速報を体験しました。

雨が降るとは分かっていたのですが、

しっかりとニュースを見ていなかったので、

どの程度の悪天候になるのか知りませんでした。

行くときに、

北海道では経験したことのない、スコールのような雨を経験。

冠水と言うよりは、水はけのよくない道路で、

行き場の失った雨水が、溜まっているという状態でした。

通り道沿いの川が、いつもよりも増水しており、

「おや!? これは、マズイのでは?」

と凡師さんと話ながらも、

博物館に到着し、観覧。

 

帰宅前に、道路情報を確認しましたが、

帰宅路で大きな被害はなさそうだったので、

車を走らせていたところに、

緊急速報のアラームが鳴り響きました。

 

荒馬たちが博物館にいる間に、

大雨・洪水・土砂災害警報が発令されていました。

 

雨のおかげで、

もう一つの予定がキャンセルになったので、

予定よりも早い帰宅だったのですが、

帰宅してすぐにニュースを見ると、

自宅から1時間圏内の場所に、

避難勧告も発令され始めました。

 

自宅近くの川も、かなり増水しており、

川の水位を見に来ている人達もいて、

にわかに

近所がざわついておりました。

 

荒馬も、

昨日、凡師さんが買ってくれた、

新しい自転車に乗って、

近所を偵察。

 

雨も上がり、空も明るくなってきていましたが、

心配な夜になりそうな気配でした。

 

それにしても、

久しぶりに自転車をこぎました。

以前の家周辺は、

坂道が多かったのと、

自転車で行けるほど近くに、お店や金融機関がなかったため、

全く自転車が必要なかったのですが、

こちらにきて、

スーパーもコンビニも金融機関も

近所になったため、

そして、

こちらの気候だと、

車内の方が暑く、エアコンを使って涼しくなる頃には、

目的地に到着するため、

自転車が、非常に便利だという結論に達し、

Amazonプライムデーを利用して、

お得な価格で自転車を購入しました。

 

暑さや湿度の高さにも徐々に慣れてきたので、

自転車で軽快に走りました。

同じように川を偵察しに来ている人達と、

挨拶と言葉を交わし(初対面の方ですが)、

車では、得られない【何か】を得て帰宅した荒馬です。

 

今日は、

ワクワクすることがたくさんの1日でした。

大雨・洪水は心配が残りますが、

連休中なので、家族みんなで行動できること、

家に居た方が、非常に安全なこと

もあり、そこまでナーバスにはならずに済んでいます。

 

明日は、天候が落ち着いていたら、

プールに行く予定です。

小小凡師くんの介護を始めてから、

泳ぎにいく機会がなくなったので、

こちらもワクワクしています。

 

泳ぐのが好きな荒馬ですが、

40歳間近の荒馬が、

かつてのように泳げるのか、少々、不安もありますが、

凡師さんに、啖呵を切った手前、

泳げなければなりません。

 

明日は、

足をつって、溺れないように

今日からストレッチをしておこうと思います。

 

 

『本の子』

こんばんは。

新感覚の絵本を見つけた荒馬です。

 

先ほどまで、

地元から少し離れた場所の、

お祭りを見に行ってきました。

日本一大きな太鼓の奉納祭です。

今日は神社の境内で、

奉納の舞が披露されていました。

北海道には、

こうした昔から継承されてきた、

伝統文化が少ないので、

秋田に来たら、

たくさん見たいと思っていました。

小さな集落ですが、

子どもからお年寄りまでが集い、

舞を踊って、盛大な拍手がおこる。

とても素敵な時間に立ち会えました。

明日は昼間に、

大太鼓が街の中を巡ります。

見に行けたら良いなぁ。

 

自分の中に、

こうして新しいものを取り込むのは、

いくつになってもワクワクします。

今までとは違う地域に来たなら、

なおさらです。

旅行などで全国各地を見ていますが、

やはり、

生活する中で見られるものとは、

違うので、

暮らしの中の文化・伝統も

大変興味深いです。

 

最近は、

読書もコンスタントにできているので、

何だか心の栄養に、心の豊かさに

なっていて、良い感じです。

 

新しいものといえば、

絵本でも新感覚のものを見つけました。

 

本の子

本の子

 

 

昨日書いたように、

夏休みに読み聞かせをすることになったので、

その絵本を探しにいった本屋さんで見つけた、

新刊絵本です。

帯とタイトルに惹かれて手に取りました。

本とはどんなものかが書かれているのですが、

文は、

短く、だからこそ深く沁み入る感じです。

何より、

絵の至る部分に、

海外の名作の一部分が、

書かれており、それが絵と溶け合っています。

中身を見せられないのが、

とても残念ですが、

手にとって頂ければ、

荒馬の言いたいことが、

分かっていただけるかと思います。

 

背景となっている絵に書かれた文を

見るのも楽しさの1つです。

これまで、

このようなスタイルの絵本は、

見たことがありませんでした。

 

海外絵本は、

内容もさることながら、

絵やデザインなどにも、

斬新さや面白さがあります。

そして、

絵本というカテゴリーになっているだけで、

決して、

子ども向けに作られてはいないように

思います。

特に文の内容が。

子どもだからわかりやすい言葉で、

という印象がしません。

子ども達に、こんなことを伝えたい。

子どもだけでなく、

本を手に取った人たちに伝えたい。

そんな気持ちがする絵本ばかりです。

 

少し考えないと理解できないような、

表現もあります。

子どもだって、

子どもなりの解釈ができますし、

大人が思う以上に、

感じ、考え、受け取るはずです。

そして、

絵本は子どもだけのモノではありません。

 

短い文・絵によって、

大人にも深いメッセージを

感じ取ることができます。

単純に楽しめる絵本もありますが、

それも大人だって、

楽しめるのです。

 

来月、絵本セラピー®︎を

秋田県で初開催します。

荒馬の活動としては、

半年ぶりです。

 

そろそろ、

絵本セラピー®︎モードに切り替えて、

プログラムを作っていこうと思います。

今回は、

小学校の先生へ。

教員研修でくんでくださいました。

 

参加してくださる方々に、

新感覚なものを

ワクワクしながら、

体験していただくため、

頑張りたいと思います。

 

『大接近!妖怪図鑑』

こんばんは。

夏休み中に、

読み聞かせをすることになった荒馬です。

 

連日、30℃越えの中、

小小凡師くんの通院などがあり、

25℃以上の経験が少ない荒馬は、

すっかり暑さにやられていました。

体調を崩したわけではありませんが、

夜は落ちるように寝てしまうほど、

体力を奪われていました。

今日は久々に、

ゆっくり過ごせました。

それでも、少しずつ暑さに慣れてきたのか、

27℃と聞いても、

「あっ、涼しいね」と言えるように。

 

さて、荒馬、

PTA専門部に所属しており、

予算の関係で図書館司書教諭がいない、

小凡師くんの学校で、

夏休み中に、

図書室ボランティアをやることに。

貸し出しが主な内容ですが、

来てくれた子どもに達に、

読み聞かせをすることにしました。

他の役員の方も快諾してくれて、

3日間、午前と午後に実施。

 

荒馬は6回中、2回の読み聞かせを担当。

ということで、

これまでは、

絵本セラピー®︎に使えるような

絵本を買ったりしていたのですが、

夏・小学生好み・読み聞かせ

というキーワードで、

絵本を買いました。

 

今回はズバリ【怖い話系】

それらの絵本を8冊も購入。

こちらは、その中の1冊です。

 

大接近!妖怪図鑑

大接近!妖怪図鑑

 

 荒馬、子どもの頃から、

妖怪・お化けなどが大好きで、

よく図鑑や本を読んでいました。

短大生の時には、

伝承文学を専攻し、

雪女伝説について、卒論も書きました。

DNAなのか、

小凡師くんも妖怪好き。

 

読み聞かせ用と言いつつ、

歴史オタクの小凡師くんに、

絵本を見せたくて、買った1冊です。

 

荒馬と小凡師くんの中では、

メジャーとなっている妖怪達が、

とにかくページいっぱいにドアップで

描かれています。

小凡師くんもページをめくるたびに、

「おーーー」

「すげーーー」

「迫力満点だーー」

と言いながら、何度も見ています。

その後、

自分の部屋の本棚にある、

妖怪図鑑を持って来て、

見比べたり…。

 

子どもは、お化けとか妖怪とか、

好きな子が多いですよね。

怖いけど見たい。見たいけど怖い。

 

読み聞かせをする図書室は、

エアコン完備の涼しい場所です。

少し部屋を暗くして、

雰囲気を出しながら、

読み聞かせしようかと考えています。

 

こんな時、

低い声の荒馬は、役に立つはず。

声色も変えてみようかなぁ。

 

絵本セラピー®︎などで、

大人に向けて読み聞かせをする時には、

あまり過剰な演出をせずに、

絵本を読み上げます。

あえて、淡々と。

しかし、

子ども達に向けて読むなら、

思いっきり演じます。

これがまた楽しみの1つ。

 

購入した8冊全ては読めないので、

これから、選書しようと思っています。

まずは、読み手が面白いと思いながら、

読まないと、

子どもにも伝わりませんよね。

 

どんな事でもそうですが、

大人が、まずは楽しんでいる姿を

見せる事で、

子どもも何かを感じ取ってくれる気がします。

 

楽しんで読み聞かせしたいです。