荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『マイ・ディア・フレンド』

こんばんは。

フライングで兄から

おめでとうメールが来た荒馬です。

 

明日、30代最後の歳を迎えます。

来年の今頃は

【40代になるにあたって…】なんて、

孔子のように語るブログを書いているかも

しれません。

学生時代、身長や声の太さもあり、

大人に間違われることが多かったので、

社会人になって、

年齢を言うのが待ち遠しかった荒馬。

これまでも、今でも、これからも、

年齢を言うことに、

特に抵抗はありません。

自分が思うほど、周りは、

その人の年齢を気にしていないと思っています。

あっ、

合コンとかは別なのでしょうか。

 

社交辞令や話のネタとして、

年齢を挙げることはあるでしょうが、

そこに変に固執したり、

回りくどいサバ読みや、

はたまた

「いくつに見える?」なんて応対は、

滑稽ですし、ある程度、年配になると、

イタイだけだと思っています。

 

それより、

「39歳になりました」と言った時、

「えっ!? もっと若いと思ってました」

と言われる方が遥かに嬉しいはず。

まっ、

言われたことはないんですけどね。

「とても落ち着いているので、

   もっと上かと思いました」というセリフは

何度も言われたことがありますが…

 

そんなわけで、

先ほど兄から

「誕生日おめでとう。

   新しい土地で、30代最後の1年を

   お前らしく、お前のペースで楽しめよ」

なんて、嬉しいメールが届きました。

照れ臭い荒馬は、

  「ありがとう。でも、明日だけどね」

と返事を。

すると、

「えっ?! 今日、金曜日じゃないんだ。

   なんか損した気分だー

   とりあえず、39おめでとう」

と、すぐに返事が…。

 

金曜日だと思っていたら木曜日だった……

 

これ、地味に凹みますよね。

1日、余分に過ごしている感覚になるはずです。

 

ですので、

「増えた1日、仕事も遊びも嫁孝行も

   ガンバッテーーーー」

と送り返しました。

明日の兄は、どんな1日を過ごすのやら…

 

今日はこちらの本を。

マイ・ディア・フレンド (Parco Happy Birthday Books)

マイ・ディア・フレンド (Parco Happy Birthday Books)

 

 f:id:fuku-fukuro:20170608222913j:image

 画像が出て来なかってので、

写真を貼り付けました。

 

この本は、

20年前に友人がプレゼントしてくれました。

短大生だった当時、

友人たちと、本を贈り合うことが多く、

別の友達は、

手作り絵本を贈ってくれました。

 

今でも誕生日が近づくと、

必ず開いて読み返す本です。

贈ってくれた友人が恋しいというより、

自由で、

なんでもできて、

楽しく充実していた日々を懐かしむ

というのが近いかもしれません。

これまでの人生で、

短大時代が1番、お金に不自由せず、

どんどん使っていた頃です。

決して、

怪しげなことに手を出していたわけでもなく、

親の不仲による別居を

上手く利用し、

両者から仕送りをしてもらっていた

という、

親不孝で情けない、

反抗期を脱していないという理由です。

さらに、

バイトも2つ、3つ掛け持ちしていたので…

 

あの頃、これでもかと遊び尽くしたので、

社会人になってからは、

嘘のようにスイッチを切り替えて、

過ごしました。

 

学生時代に

遊び足りなくて、やりきれていないと、

大人になっても引きずる気がします。

そして、

大人になってからは、

ちょっとタチが悪くなる人が

多いような…

 

善悪の判断や価値観、

人との関わり方、恋愛の仕方などなど

歪んでいるような…

 

あくまで荒馬の周りは…という話ですが。

 

何となく、明日が誕生日ということで、

特別感が増して、

かなり尊大な態度になっている気がします。

こういう部分は、

まだまだ未熟者ですよね。

 

【三十にして立つ】

なんて、とても言えませんね。39なのに…

【四十にして惑わず】

いやいや、心に迷いばかりで

迎えそうです。

 

浮かれ気分は置いておいて、

真摯な姿勢で39を迎えたいと思います。

 

『どんまい!こめごろう』

こんばんは。

冷えたご飯が好きな荒馬です。

 

荒馬、小さい頃、

スナック菓子は、あまり食べませんでした。

物心ついた頃は、

母がまだ専業主婦だったので、

着る服もおやつも手作りのモノばかり。

小学生になってから、

母が働きに出るようになり、

当時は学童保育なんてものはなかったので、

家で留守番をしていました。

 

学年が上がると、

母からの伝言メモに、

【お手伝いして欲しいことリスト】が

記されていることが多く、

お米を研いで、炊いたり、

料理の下ごしらえをしたり、

掃除や洗濯、

おつかいに行きました。

 

その頃の荒馬のおやつは、

食パンかご飯。

食パンは焼かずに、なにも塗らずに食べます。

ご飯は、

朝に残った半人前ほどの冷えたのが最高。

炊きたてももちろん美味しいのですが、

冷えて少し硬くなり始めたご飯は、

今でも好きです。

むしろ、

冷えたご飯を食べたくて、

少し多めに炊いたりしています。

 

そのまま食べたり、

冷えたオニギリにしたり、

ラップに包んでから、

お煎餅のように潰したり…。

 

秋田県に移住して嬉しいことの1つが、

あきたこまち】を食べられること。

あきたこまち】は、

おにぎりなどのように、

握ったり潰して食べるのが本当にお似合い。

きりたんぽ・だまこ餅・みそつけたんぽ

たまらなく好きです。

特に、味噌つけたんぽ。

先日、義母が作ってくれて、

かなりの数を食べてしまいました。

たんぽを作るための棒も買ったので、

自作たんぽ・自作みそつけたんぽにも

チャレンジしたいです。

 

そんな、お米にまつわる絵本をご紹介。

 

どんまい! こめごろう

どんまい! こめごろう

 

お米の妖精のお話です。

稲穂にお米の妖精が付くと、

素晴らしいお米が出来上がるはずが、

主人公[こめごろう]がついた稲穂は、

何故か枯れてしまいます。

いじけた[こめごろう]は田んぼを飛び出し、

様々な食べ物の神様のところへ…。

 

よしながこうたくさんの絵は、

インパクトがあり、キモかわいいキャラクターで、

ページの隅々まで、

面白く、キモかわいいモノが

ちりばめられています。

子どもはおそらく、

トーリーもさることながら、

あの絵に興味を持つことと思います。

かくゆう、

小凡師くんも、よしなが作品は大好き。

『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』は、

 

でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)

でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)

 

 

絵本セラピーで使った際、

男性参加者から、大人気だった絵本です。

セラピー終了後に、

再び読んだり、

「これ、絶対買う」とおっしゃる方が多数。

 

今回の『どんまい!こめごろう』

トーリーは、

分かりやすい自分探し系なのですが、

この絵本が、

むしろ始まりになっている気がしました。

これから、どうなるのだろう。

シリーズものになるのかなぁ?

と思ったくらいです。

今回で、

完結ともできるのですが、

もう少し[こめごろう]を見たいと言うか…

 

そしてやっぱり、

何度も絵だけを見返してしまいます。

見るたびに発見があって楽しめます。

そして、そして、

読むたびに、お米を食べたくなります。

さすがに今は夜中なので控えますが…

 

 

 

家族団欒

こんばんは。

ボードゲームで楽しんだ荒馬です。

 

我が家は、

ボードゲームテーブルゲームが大好き。

我が家には、

割と多くのボードゲームテーブルゲーム

あります。

 

充実しているのは【人生ゲーム】

新バージョンが出ると、

ついつい買ってしまいます。

今日、

こちらが家に届きました。

 

人生ゲーム MOVE !

人生ゲーム MOVE !

 

 新発売した【人生ゲーム】です。

新たに導入されたギヤによって、

面白さも増しました。

具体的には?

という声が上がりそうですが、

このシリーズをいくつかやっている人なら

すんなりわかると思うのですが、

説明がなかなか難しい部分です。

まさしく、

人生ゲーム。

思いもよらぬ所で、

思いもよらないことが起こります。

 

以前より時間も早く終わり、

手間も少なくなりました。

 

そして、

当然なのですが、

1つ1つのマスにも時代が反映されています。

【VRが…】という最近のフレーズがあったり、

職業のランクアップしたも、

医者から芸能人とかあったり…。

 

夕食後、2回ほどやりました。

ボードゲームテーブルゲームは、

とにかく会話がたくさん生まれます。

止まるマス目に、起こる出来事に、

いちいち皆んなで反応して、

一喜一憂を共有。

 

テレビゲームも好きな我が家。

みんなでマリオカートをやっても、

楽しさはあるのですが、

やっている最中は、

独り言のような言葉が出るだけで、

会話はあまりありません。

 

どちらも、【やり方】次第ですが、

我が家では、基本的に、

【家族みんなで】なので、

どちらのゲームにしても、

楽しい家族団欒です。

 

先日、

東京おもちゃショー2017があったと

新聞で読みました。

ラジコン・人生ゲーム・野球盤は

昭和から不滅の玩具だそうです。

確かに、

今でも新しいシリーズが発売されますよね。

そして、

我が家には、その全てがあります。

 

ラジコンに至っては、

ドローンも含めて、色んな種類が。

これも家族みんなで楽しんでいます。

野球盤は、

1つだけですが、

結構楽しんでやっています。

 

すごろく系は何やら人気の兆しだとか…

荒馬が気になっているのは

 

地球まるごとすごろく

地球まるごとすごろく

 

これから発売するのですが、

地球儀への憧れが幼少期からあり、

しかも、

買ってもらえなかった荒馬としては、

この形にそそられます。

 

凡師さんと小凡師くんに相談してみようかなぁ。

 

 

 

 

 

『おじいちゃんがおばけになったわけ』

こんばんは。

母が最期に伝えたかったことが何か

考えていた荒馬です。

 

先日、母の命日を迎えました。

13回忌法要は、

母の亡くなる前年に亡くなった祖母と一緒に

1年繰り上げて行いましたが、

やはり節目の13回忌に、

側にいられなかったのが悔やまれます。

最近、運転をしている時、

ランダムで流れる曲の中に、

母が好きだった曲が流れることが多く、

その曲にまつわるエピソードとを

思い出しています。

 

そんな今日、読んだのは

 

おじいちゃんがおばけになったわけ

おじいちゃんがおばけになったわけ

 

 こちらの絵本です。

亡くなったおじいちゃんが、

【忘れていたことがある】と

孫の前に、おばけとなって現れます。

おじいちゃんが忘れていたこととは…

 

先日読んだ『おもいで星がかがやくとき』

と同様に、この絵本にも帯には、

【大切な人を亡くしたあなたへ】と

書かれていました。

 

以前も書いたことがありますが、

母は亡くなる直前、

目を見開いて、私を見つめ、

何かを言いたげでした。

その時は父も兄もいなかったので、

私に向けた【何か】では

なかったのかもしれません。

父と兄が、その直後に到着しましたが、

その時には、

呼びかけが聞こえていたのかどうか…。

 

小凡師くんが生まれる5ヶ月前。

妊娠の報告をした時も、

「孫の顔、見られるかなぁ」

「一緒に手を繋いで散歩できるかなぁ」と

力ない笑顔で言った母。

 

その2週間後に、急変し、そのまま…。

 

あれから、12年。

もともと父と不仲だった荒馬ですが、

兄に諭されたこともあり、

良好な関係になりました。

とにかく、たくさん話しています。

北海道と秋田という距離ができても、

定期的に電話をして、

必ず30分以上は話をします。

 

父も電話を切るのを惜しそうにしてくれます。

こんなに、おしゃべりな人だったのかと思うほど。

 

最期の日がいつかは分かりませんが、

今回は聞き逃したくない。

そんな風に思っています。

 

明日あたり、また電話しようかなぁ。

こんな時、

メールに疎い父を持つと、

必然的に電話をかけることになるので、

ある意味、疎くて良かったです。

 

 

『かさ』『あめ』

こんばんは。

雨降りが続いていて、

そこでも新しい発見があった荒馬です。

 

「例年は6月上旬くらいから梅雨入りするんだよ」と、

義父母に教えてもらいました。

荒馬、

梅雨は初めての経験です。

北海道にも【蝦夷梅雨】と呼ばれる、

いつもよりも雨の多い時期というのはありますが、

荒馬の住んでいた場所では、

雨が降ると、気温が一気に下がり、

秋のような気温になります。

しかも、どの季節でも、【冷たい雨】です。

 

秋田へ来てから、何度か雨の日に遭遇。

気温が23℃の雨の日、

雨は【ぬるい雨】でした。

今日のように12℃くらいの寒い雨の日でも、

外気温と変わらずの雨。

ふと、地元の気温を見ると………6℃。

「え!? 6月だよね」

北海道内では、雪の地域もあったとか、ないとか…。

 

雨の日の気温もそうですが、

以前までは、風の強い地域に住んでいたので、

上から下にまっすぐ降る雨を見ることが少なかったので、

こちらに来てから、

雨を眺めるのが好きになりました。

一直線に降る雨って、見慣れていないから

とても素敵に見えます。

 

花などの植物に落ちる雨の雫。

今回の雨の前は、蒸し暑い日だったり、

太陽が燦々と照っている日が多かった分、

植物が気持ちよさそうに見えました。

 

さて、そんな雨の週末に読んだ絵本です。 

かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)

かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)

 

 

あめ

あめ

 

 『かさ』は文字のない絵本。

文字のない絵本は、絵を見ながら、ついつい

自分でストーリーや言葉を考えてしまいます。

もっと、純粋に絵だけを楽しみたいと思いつつも、

頭の中では、字を求めてしまいます。

これ、大人ならではの読み方なんですよね。

ですので、

何度も読み返して、絵に注目しようとしています。

 

絵に注目すると、細かな描写が見えるようになり、

それもまた、新しい発見です。

 

『あめ』は、科学絵本です。

雨の仕組みを、雨の雫が擬人化したキャラクターが押してくれるのですが、

それが、どうにも憎めない可愛らしいです。

 

季節にあった絵本をその都度読むというのは、

クリスマス以外、あまりありませんでした。

絵本セラピスト養成講座の時に、

たくさんの絵本を知ることができて、

その季節、

その時のイベント、

季節に合う絵本を選び、読むと、

多くのストーリーと出会えて、

色々な視点で、季節を楽しむことができるようになりました。

 

これは、自宅から見える蕗の葉を撮影したもの。

大きな蕗の葉で、

本当にトトロが傘代わりに持っていそうな大きさです。

先ほど書いたように、

植物が気持ちよさそうと思ったのは、この蕗の葉を見たから。

そこから、他の植物も見てみると、

本当に気持ちよさそうです。

 

上手に雰囲気を伝えられていない気もしますが、

まっすぐ降る雨も見えますでしょうか。

荒馬にとっては、とても新鮮な写真です。

まっすぐに降る雨。

風で揺れない植物。

f:id:fuku-fukuro:20170604215230j:plain

f:id:fuku-fukuro:20170604215929j:plain

明日以降は、天気が回復するようですが、

憂鬱な雨も、

初めての土地で見ると、新鮮な発見もあるので、

今年は、

どの季節の、どんな現象も楽しめそうです。 

『デンジャラス・ビューティ』『チャーリーズ・エンジェル』

こんばんは。

懐かしい映画を観て、

爽快な気分になった荒馬です。

 

Amazonプライム

映画を観たり、音楽を聴いたりしています。

映画は、以前も書いたように、

腰を落ち着けて…という見方はできませんが、

隙間の時間を使って、

細切れで観ています。

 

今週は、

デンジャラス・ビューティー』1.2

 

 『チャーリーズ・エンジェル』を。

 

 

上映されて映画館で観たり、

当時はレンタルビデオで観たり…

まだDVDではなかった気がします。

 

女性のアクション映画、

見応えがあって、迫力もあって、

美しくて、爽快な気分になります。

何度も観た映画なのに、

もう15年以上前なのに、

色あせない映画が好きです。

観た後の、気持ちも色褪せずてました。

 

恋愛系の映画やドラマは、

あまり楽しめなくなりました。

年齢や既婚のせいかもしれません。

胸キュン必至という触れ込みがあっても、

そんな現象は起きず、

冷静に観ているという感じです。

20歳若ければ、感じ方も違ったかもしれません。

 

その点、アクションものは、

荒馬には、

年齢に関係なく面白いものは面白い。

 

年代が古くなっても、

やはり面白い映画は面白いですね。

これは、アクションに限らずですが…

音楽も同様。

古くても新しくても、

良い音楽は良い。

 

自分の好みに合っていれば…

という、但し書きは必要ですよね。

万人に愛される作品というのは、

本当に難しいものです。

本も同様ですよね。

 

さて、映画に話は戻して。

ハリウッド映画は、

内容もさることながら、

女性が主人公の場合は、

ファッションにも目がいきます。

荒馬、

身の程をわきまえているので、

見て、「素敵」も思うだけで満足できます。

あまり、

感情移入や自分も取り入れるというのは

ありません。

ですので、

海外でも日本でも、

女優さんやモデルさんには、

一般人にはない、

華やかさやスタイル、美しさを

求めている気がします。

 

よく

「ドラマ観ていても感情移入できない」

とか

「現実では、こんなに、いい女あり得ない」

などと聞きますが、

それで良いのです。

それが良いのです。

 

ドラマも映画も本も、

異世界を垣間見ているのですから。

そこに登場もせず、

観覧者として。

 

荒馬はそんな風に観ながらが好きです。

あとは、

得意の【妄想タイム】だけで十分。

 

単純な荒馬は、

その爽快感だけで、

リアルな自分も、スッキリ爽快になれます。

心が疲れた時は、

何にもしないという選択肢もアリ。

やらなければならないことを

並べればキリがなく、

なくなることはありません。

自分で、

今日は○○以外はやらないと決め、

映画に、いつもより没頭。

 

疲れが溜まりに溜まる前に、

プチ・ガス抜きをするのが一番です。

昨日の闇のような心も、

寝て起きれば、大半は解消。

忘れただけなのか、

本当に消えたのか、

なかったことにしたのかは、

わかりません。

 

それでも、

ヒョッコリ顔を出すのが闇。

なるべく、

付け入られることのないよう、

寝て起きて平気でも、

もう一押しの

スッキリ解消法は大事です。

 

チャーリーズ・エンジェル』の続編を、

このあと観ようか、

明日にしようか

悩みどころです。

 

だいぶ眠くなってきてしまったので点

 

 

不協和音〜ひとりになりたい病〜

こんばんは。

今日は心が疲れた荒馬です。

 

この12年、

母の命日と母の誕生日は、

心がざわつきます。

今回は特に地元から遠く離れてしまったので。

 

それに輪をかけて、

今日は逃げ出したくなる日でした。

自分でも、その正体が分かりません。

「1人になりたい」

「全部投げ出してしまいたい」

そんな事を考えてしまう日。

 

今こうして冷静になると、

ストレスなのかなぁとも思います。

子どもより大人の方が

順応性は低いのかもしれませんね。

慣れない土地・慣れない生活

友達もいない・話せる人がいない

小小凡師くんの介護があるので、

気晴らしに出かけることもできない。

家にずっといるのは、

精神衛生上、良くないですね。

 

義両親との同居は辛くはありませんが、

たぶん、

荒馬にしては珍しく、

気を遣ったり、気が張っているのかもしれません。

その状態がずっと続いているので、

風船が常に膨らんでいる状態。

いつ張り裂けてしまうのやら…

 

小凡師くんとの関係も上手くいきません。

完全に親の都合で、

怒ってしまいました。

分かってはいるのに、止められませんでした。

あの瞬間、

心の中で、母親を休みたい・辞めたい

と思いました。

今思えばゾッとします。

いつもは、どこかで、

【怒る自分を演出】しています。

母としてに限らず、

怒るときは、【怒るモード】にして、

切り替えてから、冷静さを保ちつつ。

今日は違った気がします。

 

怒るという行為は、

パワーの消耗が激しいですね。

あまり経験のない倦怠感です。

もちろん、

今まで、怒ることは数知れず。

この38年で、

たくさん怒ってきました。

荒馬、短気なので…。

そして、

溜め込んだら、ストレスになるのが嫌で、

すぐに吐き出します。

それで、

勝手にスッキリするという、

相手にとっては、嫌なタイプです。

 

これまで、

上手に処理できていたのに、

最近は、いろんな感情が、

処理しきれず溜め込まれているように感じます。

【モード切り替え】ができません。

 

「疲れてるのかなぁ」

「なんか、やっぱりダメダメだなぁ」

「誰かと話したい」

「いや、ひとりになりたい」

 

最後に、

自分のための用事だったり、

何も考えずに1人になったのは、

いつだっただろう?

買い物に出かけても、

それは家族のための用事。

この時間は、

みんなが寝静まっているので、

1人はひとりですが、

【荒馬】に戻れる時間だはありません。

 

以前までは、

【荒馬】に戻れる時間として、

使えていたのに、

体の疲れもあってなのか、

張り詰めているからなのか、

秋田に来てから、

自分のために使う時間にはなっていません。

 

家族といるのは苦痛ではないけれど、

妻として、母としての自分も

当たり前すぎて、普段は考えないけれど、

今日は、

「逃げたい」

「ひとりになりたい」

という日でした。

 

何だか色々、不協和音です。

得体の知れない不協和音。

 

今まで、心が疲れ果ててしまった、

鬱になるということが分かりませんでしたが、

ああ、

こうして、心が壊れていくのかもなぁ

思いました。

 

冷静に分析できているうちは、

まだまだ大丈夫ですし、

甘えているのだと思います。

 

自分の中の備忘録としての

今日のブログでした。

 

県民性ってあるのかも…と思ってしまった

こんばんは。

県民性について、本やネットで調べた荒馬です。

 

血液型・星座・干支などなど、

人の性格や特徴を表すものとして、

たくさんのものが存在します。

友人達と

「はっ!?血液型?

    人間は4種類じゃないじゃん」

とか

「あたってる」

「あたってない」

とか

言い合ったこともあります。

みんな一度は話題にしていることでしょう。

 

県民性も然り。

特徴を示しているだけで、

本当にそんな人ばかりなのかは

真偽のほどは分かりませんが、

基本的に荒馬は、

そんな類のものに信憑性を持ってはいません。

噂話も同様。

 

相手がどんな人かは、

やはり、実際に接してみないと

分からないと思っています。

他人の評価も同じで、

他人から聞く評価や評判ほど、

主観に満ちて、

信憑性が低いものはありません。

その人にとっては良くても、

荒馬はダメだった。

その人にとってはダメでも、

荒馬には良かった。

そんな経験は山ほど…。

 

例えば、

中学校に入学してくる生徒の、

小学校からの引き継ぎもアテにはできません。

小学校は担任制なので、

主観が入りまくっていて、

1人の目によるものが多いと感じます。

実際に出会って接すると、

大きな違いが、

生徒個人においても、

生徒同士の相関図的なものや

集団性についても、

感じました。

 

とは言え、

秋田県に来て2ヶ月が経ち、

様々な人と接するようになって、

「あれれ?」と

思うことが…。

 

調べてみると、

北海道の女性は強いそうです。

開拓された土地なので、

男女問わず、開拓に邁進していた名残だとか…。

秋田県の人は、

周りの目を気にして、

恰好つけたり、

人が良いと書かれていました。

 

秋田県民がどうこうではなく、

あ〜

荒馬って、こんなにキツイ人なんだ。

なんか嫌な奴だなぁと

思うことが多いのです。

 

強いの一言で済ますには、

大雑把なのですが、

荒馬、

気付くと、

自分が納得できなかったり、

相手の出方によっては、

容赦なく、つめてしまいます。

これは、荒馬の性格もありますが、

秋田に来てから、

ずいぶんと、そう感じることが多く、

北海道にいる時には感じたことがないので、

これって、

県民性の違いからくるのかなぁ?

と疑問を抱きました。

 

道民同士・県民同士なら、

起こり得ないことが、起きているような…。

 

「私って、キツイなぁ」

「あれ?なんかこの前も、似たような人に、

    こんな風に迫ったなぁ」

と思うことが多くて。

 

秋田の県北は、

他と比べても、方言が強いとか。

青森寄りらしく、

たまに、通訳が欲しい時もあります。

とにかくスピードが速い。

と思えば、

「んだすなぁ(そうですねぇ)」

「へばまずなぁ(それじゃあ、またね)」

などは、ゆっくりおっとり。

 

スピードが速い時の会話は、

ケンカしているようにも聞こえます。

言葉が荒く感じて。

しかし、

実際はそうではない。

 

荒馬の方が、よっぽど

喧嘩腰だったり、

言い方がキツイです。

 

信憑性は低くても、

特徴は、

遠からず近からずなのかもしれませんね。

 

思考も相手の言動にも

もっと、

柔軟性を持たないといけませんね。

受け止める。

受け入れる。

認め合う。

寄り添ってみる。

 

声高に言っていた割に、

1番できていなかったのは、

荒馬なのかもしれません。

 

秋田に来たからこそ気づけたこと、

これから気づけること、

大切にしようと思います。

 

 

『おもいで星がかがやくとき』

こんにちは。

もうすぐ母の命日なので、

少しセンチメンタルになり、

母が恋しい荒馬です。

 

毎年この時期は、

いつもと違う精神状態です。

精神状態なんて書くと、仰々しくなりますね。

心がザワついて、落ち着かなくて、

寂しくて、恋しくて…。

そして、

12年前のあの日、

最後に母が見せた、

何か言いたげな目が忘れられなくて、

あの目を思い出し、

言いたかった言葉を考えては、

やっぱり分からなくて…。

 

小さな出来事で、ここらが揺れます。

イラついたり、不安になったり…。

 

病気が分かってから、亡くなるまでの

たった1年の日々が、

この時期になると、いつもより鮮明に

思い出されます。

以前、

北海道の斎場のCMで、

亡くなった人の携帯へメールを

するのですが、当然届かず、

「天国にメールできる携帯ありませんか?」

というナレーションが流れるのを見ました。

 

まさに、そんな心境でした。

実際、

何度か母の携帯へメールを送信しました。

届かないことが分かっているのに…

今年から、

命日に母に会いに行けないので、

より一層、切ないです。

 

そんな時期である最近。

別の目的で行った

本屋さんの絵本コーナーで見つけた絵本。

帯の文を見て、

迷わずに買ってしまいました。

 

おもいで星がかがやくとき

おもいで星がかがやくとき

 

刀根里衣さんの絵本は、

柔らかさと幻想的な絵が素敵で、

トーリーも、スーッと入ってきて、

感動したり、

涙がこぼれたり、

心がポッとなったりします。

見ると先日発売されたばかりの新刊。

 

背表紙ではなく、

表表紙を見せる陳列がされていたので、

すぐに目に入りました。

 

大切な人を亡くした人に、

是非、手に取って頂きたい絵本です。

もちろん、そうではない人にも…。

 

亡くなって、お星様になった大切な人を

探しに出かけるお話です。

絵のタッチも素敵なので、

お話に出てくる動物たちのセリフや行動が

より一層、際立ってきます。

刀根里衣さんの作品は、

どれを読んでも間違いなしの作品です。

 

大人にこそ読んでもらいたい、

むしろ、

大人に向けた絵本なのではないかと

思うほどです。

 

すでに何度も読み、眺め、

その度に荒馬は、

母を想い、悲しみが戻ってきたり、

母との思い出を思い出して、

笑みがこぼれます。

 

おそらく荒馬父も、

この時期は

特別な気持ちで過ごしていることと思います。

夕方、

荒馬兄と電話で話しましたが、

やはり兄も、いつもと違う雰囲気でした。

 

それだけ、家族全員にとって、

母の存在は大きかったのだと実感です。

 

話したいこと、聞きたいこと、

たくさんたくさんあります。

もう一度だけで良いので、会いたいです。

声が聞きたいです。

こんなに恋しいのに、

母の声を忘れそうになっています。

 

人間は、

人の記憶の中で、まず声を忘れるそうです。

そして、

顔を忘れていくそうです。

顔は写真があるので忘れませんが、

動画も録音もないので、

声が思い出せません。

話している顔や状況は覚えているのに…

 

声が聞きたいです。

もう一度だけ。

もう一度だけで良いので…

 

声を掛けるタイミング・使う言葉・話せる環境作り

こんばんは。

思春期の長男への関わりについて、

あれこれと考えている荒馬です。

 

身長が173㎝、髭も生え、

凡師さんより足のサイズが大きくなり、

見た目は、誰も小学6年生とは思ってくれません。

それでも、中身は小学生。

そして、

思春期に本格的に突入。

 

引っ越して、念願の一人部屋をゲットした小凡師くん。

最初の頃は、部屋があるだけで、

ほとんど寄りつかず、

リビングにいる時間の方が長かったのですが、

最近では、

勉強も部屋でやるようになりました。

(ドアを開け放して、気配は感じられるようにしているようですが…)

凡師家、

リビングは、リビングでもあり、

小小凡師くんの部屋でもあり、

凡師さんと荒馬の勉強&仕事の部屋でもあります。

壁やパーテーションはありませんが、

何となく、仕切られています。

 

そうするために、造った家でもあるので、

何も問題はありません。

小凡師くんの部屋も、すぐ近くにあります。

 

男子は、時には【籠もる】空間と時間が必要です。

収まりがつかない気持ち、

上手く伝えられない気持ち、

聞いては欲しいけれど、

自分から言うには照れくさいし、格好悪い。

それらの

モヤモヤするものを、籠もって消化したり、整理したり…。

 

先日、学校から帰った来た時の表情が

いつもとは明らかに違う小凡師くん。

こちらが聞くよりも先に、

「今日も楽しかったよ。〇〇っていうのを習ったり、

 △△もやった。今日は宿題が◇◇出ているから、やってくるね」

と、先手を打たれました。

 

(何かあったんだなぁ。でも言いたくないんだなぁ)

 

いつもは開け放つ小凡師くんの部屋のドアが、

その日は閉まっていました。

 

勉強が終わってリビングに来た時には、

表情も声色も、いつも通り。

 

そこで、話すかどうかは強要せずに、

いくつか質問してみました。

手応えはなし。

でも、

途端に、目が変わりました。

 

こんな時、中学校教師だった経験が非常に役に立ちます。

強引に聞かなければならないタイミング。

そっとしておくタイミング。

話をしてもらえる環境の作り方などなど…。

もちろん、

個人個人、千差万別です。

性格も左右しますし、家庭環境も左右しますが、

そこは、

親子ですので、より理解できる部分もあります。

もちろん、

親だからこそ、知らないこともたくさんあるのだと思います。

 

今はまだ、

親以外に、じっくりと、心を開ける人がいないと思います(推測ですが)

そういう場所や人ができれば、少しは良いのかもしれません。

それでも、

まだ転校してきて2ヶ月。

行事などが立て込んでいたので、

そういう基盤となる環境は作れていない気がします。

 

そんな時は、

凡師さんの出番です。

話をしてもらう環境作りや心の読み取り、

心のほぐしかた、話を聞く姿勢や話す内容などなど、

凡師さんがとても上手で、

荒馬には真似もできませんし、する必要もないと思います。

ここは、

間違いなく凡師さんの出番で、

凡師さんだからできることがあるのです。

 

荒馬だからできることも、出てくるかもしれません。

圧倒的に荒馬の方が、一緒にいる時間が長いので、

だから無理な事、

だからできることがあります。

 

最近も、数日してから、

「お母さんに相談というか、聞いて欲しいことがあるんだ」と

言われたことがありました。

大人が聞けば、クスッと笑ってしまう内容ですが、真剣に、悩んで伝えてきたことなので、

荒馬も、

真剣に受け止め、聞き、

「どう思う?」と聞かれたので、

荒馬の意見を述べました。

 

この先、もっと複雑な心を抱えることでしょう。

色気も、洒落っ気も付いてきて、

男としての悩みも出てくると思います。

 

親としては初めてのことですが、

教師としては懐かしい場面です。

男子生徒たちが、

「親には言わないで」と言いながら、

悪ぶったり、泣きそうになったり、

整理の付かない怒りをダイレクトにぶつけてきたり、

そんな日々を思い出しました。

子ども達は、こんな風に感じて、考えているんだと

勉強にもなりました。

そして、

親になると、たぶん寂しい時期だろうなぁと思いました。

 

今まさに、そこへ本格的に突入しようとしています。

サンドバッグにも、よりどころにも、

彼が求めるときになれるように、

こっそり見守りつつ、

親としての立ち位置を臨機応変できるようにしようと思います。