荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『音楽は心と脳を育てていた ヤマハ音楽教室の謎に迫る』

みなさん、こんばんは。

ヤマハ音楽教室に通っていたことがある荒馬です。

 

今日はこの本をようやく読みました。

興味があったのに、なかなか読めなかった本です。 

音楽は心と脳を育てていた ヤマハ音楽教室の謎に迫る

音楽は心と脳を育てていた ヤマハ音楽教室の謎に迫る

 

ヤマハメソッドなるものがあったのだと初めて知りました。

言われてみれば、心当たりが…という部分がたくさん。

著書の中にもあったのですが、

これはできて当たり前だと思っていたことが、

実は、ヤマハに通っている子達しかできなかった。

確かに、そんなエピソードがありました。

音楽を楽しむことを目的にしているヤマハ

8年ほどしか通っていませんが、

ヤマハも、今の荒馬を作ってくれた存在なのだと思いました。 

 

とにかく習い事をしたかった幼少時。

自宅にはオルガンがありました。

荒馬は、オモチャ代わりに、いつも弾いていました。

聞こえてくる音をオルガンで弾いたり、

TVで聴いた音楽を、耳コピしながら歌っていたとか…。

音を探して弾くのも、遊びでした。

母が「この子、天才かも」と思ったらしく、

ヤマハ音楽教室へ。

母の理想は、毎日スカートをはき、おしとやかで、

黒く長い髪の毛のピアノができる女の子だったそうです。

真逆の荒馬。

山や森の中を駆けずり回り、秘密基地をたくさん作って、

短髪の活発少女でした。

理想に少しでも近づけたいと思ったのかもしれません。

そして、音楽教室見学の時に、

ピアノかエレクトーンを選択する場面がありました。

母は迷わず「ピアノで」

荒馬は迷わず「エレクトーンで」

本人がやりたいならと、エレクトーンに決定。

こうして、初めてのお稽古事がスタートしました。

 

通い始めて3年間は、家にあったオルガンで自主練。

自分で、教室で使うエレクトーンの寸法をはかり、

自作で、足の鍵盤(ベースといいます)を作成し、

音は出ないまでも、足で弾く練習もしました。

それなりのレベルになってきた時、

両親がエレクトーンを買ってくれました。

当時、いえ今もですが、エレクトーンは非常に高額な楽器。

目が飛び出るほどの金額だったのですが、

「これで、大好きなエレクトーンが、もっと大好きになるね」

「練習を頑張って、楽しく、レベルアップをしなさい」

と両親が言ってくれました。

 

当時は、嬉しくて楽しくて、1日4、5時間弾いていました。

休日は、部屋の窓を開け放ち、【勝手にリサイタル】を開催。

そのうち、近所の方から、

「日曜日に聞こえる、荒馬ちゃんの演奏が楽しみなのよ」と

言われて、リクエストを聴いて、その曲を弾いたり…。

母も楽しみにしてくれて、

エレクトーンを弾き始めると、家事の手を止めて、

お茶をすすりながら、聴いてくれていたようです。

 

中学生になり、部活の全道大会とエレクトーンの全道大会が重なり、

自分の意に反して、部活の方を選択しなければならず、

それがきっかけで、

エレクトーンの講師の先生とぎくしゃくしてしまい、

辞めてしまいました。

グレードという、昇級試験目前で、もっと上を目指していただけに、

悔いが残りました。

しかし、

その時すでに、かなりのお金を親に使わせてしまっていると知り、

バイトもできない中学生には、申し訳ない気持ちだけが残り、

辞めることへの気持ちも固まったのは覚えています。

 

エレクトーンを買ってもらい、月謝もけっこうな額。

レベルが上がるのは嬉しいのですが、

その度に、新しい楽譜・昇級試験・特別レッスン。

発表会の時には、その洋服などなど、

習い事を続ければ続けるほど、お金がかかります。

将来、

音楽を仕事にしたいわけではなく、趣味としてもう少しレベルを上げたい。

というくらいの熱量のために、

親が必死に働いて稼いだお金を使わせているのが、申し訳なくて…。

 

音楽は、好きなら続ければいい。教室に通わなくてもできる。

そう、荒馬にはエレクトーンがあるから。

 

ストレス発散で弾き、嬉しくて弾き、悲しくて弾いていました。

 

働くようになってから、すっかり遠のき、

退職して、また再び弾くようになりましたが、

ここ2年ほどは、また遠のいています。

 

久しぶりに、弾いてみようかなぁ。

小小凡師くんが、観客になってくれるはずなので…

『よっつめの約束』

みなさん、こんばんは。

親から言われた言葉や約束を思い出してみた荒馬です。

 

今日はまず絵本の紹介から。 

よっつめの約束

よっつめの約束

 

お姉ちゃんは、

「もう、寝ないことにした」「もう、笑わないことにした」と

突然言い出して、その通りに行動しようとする弟を心配します。

お母さんも、保育園の先生も心配しています。

しかし、お姉ちゃんにはその理由が分かっているんです。

うまく言葉で表現できないけれど……。

 

お姉ちゃんは、亡くなったお父さんと交わした約束を思い出します。

1つめ:自分の事を大切にするんだよ。

2つめ:周りの人をた大切にするんだよ。

3つめ:大人になったら、ありがとうと言われるような仕事をするといいね。

そして、

4つめは、お姉ちゃんは思い出せません。

それを考えるうちに、どんどん弟の気持ちが分かってきます。

弟に伝えたい・教えてあげたい。

自分にもその気持ちが分かること。お父さんとの約束。

そして、4つめも思い出すことができます。

弟にきちんと教えてあげる、お姉ちゃん。

その4つめの約束とは……

 

愛する家族を失った悲しみ というのは、

大人も子どもも、つらいものです。子どもならその大きさは計り知れません。

それでも、大切な大好きな家族だったからこそ、

交わした約束は、かけがえのないものに変わるのかもしれません。

 

荒馬父は健在ですが、荒馬母が亡くなって11年が経ちます。

母とは、会話も対話もたくさんしました。

小難しい話もたくさんしました。

「お母さんは、子どもだから分からないだろうと思わずに、

 どんな話でもするよ。そして、色んなことを聞くから、

 頑張って考えて聞かせて欲しい。」

 

思えば、両親ともにそうでした。

荒馬が中学生になる頃には、いわゆる【大人の話だ】ということも

話してくれたり、相談してくれたり、意見を求めてきました。

兄も含めて、よく話をしました。

バカにせず、いつも耳を傾けてくれては、

両親の思いも話してくれていました。

 

親戚との話・仕事の話・勉強や学ぶことの話。

恋愛の話など、多岐にわたりました。

 

きちんと考える力がつきました。

難しくても、理解しようとする力もつきました。

言葉にする力もつきました。

 

大人になって、荒馬家で当たり前のことだったことが、

みんなそうなのだとおもっていたことが、違う事を知りました。

議論すること、考えようとすること、

その素地が子ども時代にあることの強みを知りました。

 

だから、友達と話が合わないことが多かったんだ。

どうして、こんなにも浅い考えの人が多いのだろうと思っていたけど、

なんとなく分かったぞ。という気持ち。

自然と、そういう環境の中で育った人と

仲良くなることが増え、そこが、さらに磨かれました。

 

親からの教えや、親が大事にしていたことを挙げると、

普段気付かないところで、たくさん残っていることに気付きます。

 

今でも父や兄とは、よく難しい内容で話をします。

子どもを、一個人として扱ってくれた両親に感謝しています。

そして、

絵本にもある、4つめの約束のことも、よく考えます。

荒馬は、少し特殊なケースなのですが、

それでも、今になって、両親の愛を感じることができました。

 

さて、みなさんもこの絵本を読んでみて、

4つめの約束の内容について、考えてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、絵本ナビのサイトで、

こちらの絵本は、全ページ試し読みができます。

1回だけですが…。(あっ、会員登録が必要かも知れません)

 

『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』

みなさん、こんばんは。

先ほどまで、記事の8割を書き上げていたのですが、

以前も紹介した絵本について、

再び、かなりの力説を偉そうに書いていたことが分かり、

顔を真っ赤にしながら、削除して、

カフェラテを飲み一呼吸おいてから、

再び、ブログ作成のためPCに向かっている荒馬です。

 

素敵な絵本は、大好きな絵本は、何度でも紹介したい。

そんな想いが、無意識下にあるのかもしれません。

もっと、多くの大人の方に絵本を手にとって頂きたい。

読者数が全く上がらない、

こんな荒馬のブログでも、少しは役に立てたら嬉しい。

と想いながら綴っているブログです。

本当に読んで下さっている読者の方には感謝しかありません。

 

さて、

先ほどまで熱く語っていた絵本は『ふくろうのダルトリー』

つい先日、記事を更新したばかりです。 

fuku-fukuro.hatenablog.com

 この時は、図書館から借りてきて読んだ時なのです。

今日は、先日購入した絵本の中から紹介しようと

考えていたので、迷わず『ふくろうのダルトリー』にしたのです。

やれやれ!!2週間しか経っていないのに…。

 

ということで、

この絵本と少し似ているニュアンスの絵本を今日は紹介。

こちらも大好きな絵本です。 

 以前、紹介しているのかもしれません。

なんといっても、以前から好きだった絵本なので…。

 

夜中の1時に集まるシルクハット族。

寝ているみんなの側に行き、

【ちょっとだけ、そーっと】やることとは……。

この先はお楽しみにしておきます。

 

誰にも気付かれないように、【ちょっとだけ】【そっと】というのが、

堪らなくツボだった絵本。

さりげない優しさ

ともすれば

気付かれない優しさなのですが、

それで満足。それがいい。というスタンス。

 

荒馬にはない謙虚な優しさなだけに、

羨望からなのか、こういう【さりげない】ネタのものが

好きです。

荒馬は、自分アピールをしてしまいがち。

年齢と共に、上手に隠せるようにはなりましたが、

それでも、少しだけでも痕跡を残しているような…。

 

「ありがとう」という言葉だったり、

嬉しい顔を期待してるのでしょうね。

見返りまでは求めていません。

そこまで、

嫌な奴ではないです。

それでも、【ちょっとだけ・さりげなく 痕跡を残す】

最後が余計です。

それが無ければ、もう少しモテていたのかもしれませんねぇ。

寝込む

みなさん、こんばんは。

高熱で寝込んでいた荒馬です。

 

週末、高熱により寝込んでいました。

ここまで辛い状態は、生まれて初めてでした。

食べられない・眠れない・起き上がれない、

考えることも、話すことも辛い。

幼い頃、

「熱がないなら大丈夫!!ほら、学校へ行きなさい」

と言われ続けていました。

風邪を引いて、熱が出る人が

羨ましいと思っていた、あの頃の自分を

今は、思いっきり叱ってやりたい心境です。

 

ここ数年、体調を崩すと、すぐに発熱します。

基本的に、

【気力で治す】【気合いで治す】という考えはナンセンスだと

思っている荒馬。

今回は、何もせず寝込むことに決めました。

そう、

家族に怒られても。

 

結局、素直に甘えられない荒馬は、

そうすることでしか、自分を守れません。

かと言って、

「病院に行っておいで」と言われても、

病院に行ける状態でもありません。

体力的にも環境的にも。

 

改めて、病院に行きたいと思った時に、

病院へ行ける人は、幸せなのだなぁと思いました。

そして、

ふと思い出した統計がありました。

 

以前、何かで見た、

独身男女に【結婚したいなぁ】と思う瞬間は?

というアンケートの上位に、

【体調を崩した時】というのがありました。

 

体調を崩した、その瞬間は、確かにそうかもしれません。

しかし、

絶不調を乗り越え、ある程度、良くなってきたけれど、

まだまだ本調子じゃないから…

という状態の時には、

独り身の方がラクだよなぁと、今回、思いました。

 

これは、頼れない・甘えられない荒馬の性格も

災いしているのかもしれませんが、

洗濯物の山を見た今日、

家族のご飯を作らねばと思った今日、

荒馬が体調を崩しても、

誰かが代わりをやってくれない現実に直面。

 

本調子じゃない状態で、

ブツブツと文句を言いながら家事をやり、

クラクラする体に鞭を打ちつつ、

「気のせい。これは気のせいなのだ」

と、これもまた初めて【気力・気合い】を使ってみました。

 

母や妻の代行なんて、ありませんよね。

あっ、妻の代行は、夫側が用意する場合もありますが…。

正常運転ができていない。

細かい事ですが、

自分が動かないだけで、

微妙に正常が保たれない。

この微妙な状態が続くと、

異常を来すことになります。

 

異常アラームが鳴る前に、

正常に戻さなくては……。

 

そう、母親や妻というのは、

そういう生き物にならないとダメなのかぁと思ったのです。

体調が良かろうが、悪かろうが、

求められるモノは同じで、

それができなかったからと言って、

誰かが、それを担ってくれるわけではないのですね。

 

悲しき現実ですが、

生まれて初めての経験を、

プラスに考えようと、

必死に【気合い】を注入している最中です。

 

そして、案外、

病院へ行かなくても、何とでもなるのだと思い至った荒馬でした。

 

 

挨拶で変わるコミュニケーション

みなさん、こんばんは。

昔から挨拶だけは、きちんとしていた荒馬です。

 

荒馬家、礼儀作法やマナーに関しては厳しく、

小学生の頃は、何度も注意をされていました。

と言っても、叱られるというのではなく、

なぜ、それが大切なのか。どうして、口うるさく言うのかを

説明されていたので、煩わしさは、あまり感じませんでした。

ごくごく当たり前のことですが、

挨拶をする・脱いだ靴はそろえる・電話の出方・

食事や服装のマナー。

 

中学生になると、ダメな時に注意され、

高校生になると、何も言われなくなりました。

母曰く、

「小学生の頃はサポートが必要だから言っていたの。

  中高生にもなって、親に言われないとできないなんて、

   それこそ恥ずかしい。親も恥ずかしいし、あなただって恥ずかしいでしょ」

なるほど納得です。

荒馬も母になり、より納得しています。

 

小学生の頃に癖や習慣になれば、当たり前のこととしてできる。

もちろん、大人になってからだって、できるようにはなりますが、

それをスタンダードにしてほしくないなぁと感じます。

小中高生時代の生き方だって、必ず、影響を及ぼしますし、

無かったことにはできません。

 

荒馬も挨拶が癖になってからは、

両親や兄と、大げんかしても、

必ず「おやすみ」「おはよう」「いってきます」「いってらっしゃい」などの

挨拶はしていました。

今日は絶対に自分からは言わないと思っていても、

自然と言ってしまうのです。

ですので、

ケンカ中でも、その挨拶ひとつで、何だか妙に笑えてしまって、

結局、仲直りができていました。

 

また、ただ挨拶するのではなく、仕方も大切ですよね。

荒馬は声が低いので、無意識に声を発すると、

不機嫌そうとよく言われていました。

挨拶も話をする時も、意識的に声を高くしています。

 

こちらが、はっきりと高い声で

「ありがとうございます」「こんにちは」などと言うと、

相手の顔が途端に明るくなる時ってありませんか???

 

荒馬は今日、それを実感。

病院へ行った時の出来事です。

病院はいつ行っても、みんな暗い顔をしているように感じます。

エレベーターに乗る時、

【開】を押して、待ってくれた人がいました。

そして、「何階で降りますか???」と尋ねて下さったのです。

「2階です。ありがとうございます」と言うと、

それまで下を向いて話していたのに、顔を上げてニコッとしてくれました。

降りるときも、「ありがとうございます」と言うと、

また、顔を上げてニコッと。

 

診察が終わって、看護師さんからファイルを受け取る時も、

「ありがとうございます」とちょっと高めの声で伝えると、

目を見てくれて、パッと晴れた表情をしてくださり、

「外は雨だから、気をつけてお帰りになって下さいね」と。

 

あ~、なんて素敵な時が流れているのだろう。

と思いました。

 

言ったのは午後15:30過ぎ。

看護師さんなどのスタッフの方も、朝から忙しく、

お疲れだったのでしょう。気を抜いた時に表情に疲れが…。

周りを見てみると、

看護師さんからファイルを受け取る時に、

看護師さんの顔をしっかり見て受け取る人も少なかったです。

 

看護師さんの手から奪い取るようにファイルを取り、

一応、挨拶はするものの、

機械的というか、なんというか…。

そして連れている子どもを見てはいるのですが、

「ほら、行くよ。早く!!」と口調もキツめ。

 

そんな時、挨拶の仕方で、その場の雰囲気も変えられるのに…。

荒馬も待ちくたびれて疲れてはいたのですが、

挨拶はしっかりと。

そして、

小小凡師くんも、ご機嫌な様子で手を振ったので、

看護師さんもニコッと。

 

笑顔って、

挨拶って、

場の空気を、コミュニケーションを変える力があるんですね。

 

されるのを待つのではなく、

こちらから、どんどんしかけていく。

それが改めて大切だなぁと感じた荒馬でした。

 

 

言葉が出てこない

みなさん、こんばんは。

話をするとき、手紙やハガキを書く時、

想いとは裏腹に、言葉が出てこない荒馬です。

 

元々はそうではなかったのですが、

退職し、家に居るようになってからは、

特に加速しています。

以前も書きましたが、

働いていた頃よりも、下手すると10分の1、

いえ、

その数値はもっと大きいかも知れません。

話す量・書く量(パソコンで文書を打つ量も含め)の話です。

 

会話をする相手も、家族のみの時もあります。

小凡師くんとの会話は、8:2の割合で、

小凡師くんの方が圧倒的に話します。荒馬は聞く側。

小小凡師くんとは、昼間ずっと一緒に居ますが、

小小凡師くんは声を出して話すことができないので、

荒馬が話しかけたり、絵本を読み聞かせしたりするのみ。

その程度も限られています。

凡師さんとは、会話はしますが、

いかんせん帰宅時間が遅いので、量も少なくなります。

こちらは圧倒的に荒馬がよく話しています。

もっと、夫の話を聴く妻にならねばとは思うのですが、

ずっと、

話ができない環境にいると、これが辛い。

 

「あんたは口から生まれてきたみたいな子」と

荒馬の両親はよく言っていました。それくらい、うるさくしゃべるということ。

 

こうなってみて分かったのですが、

話をしなくなると、言葉が出て来なくなります。

伝えたい時、伝えなければいけない時に、

言葉が出てこないのです。

【話す機能】が低下しているという表現が適当かもしれません。

言葉も思い浮かんでいるし、考えつくことできるのですが、

発声ができない。

これは、

書くことも同様。

書きたいと思ったときに、手が止まります。

 

文字の書き方(文字の打ち方)も、その言葉も浮かんでいるのに…。

パソコンで打つ場合は、そこまでヒドくありませんが、

手書きとなると、致命的にマズイです。

字は、日々、書いていなければ衰えていくものですね。

あ~、書きたい と思って、

紙と筆ペンを握っても、「この字はなんじゃ?」という字に。

 

それらを衰えさせないためのトレーニング・リハビリとして、

ブログを書いています。

毎月、ハガキを書いています。

ただ、

今は、ちょっと忙しく、ゆっくりとハガキを書く時間が確保できません。

これは、けっこうなストレスになっています。

 

そんなこんなで時間が経つと、

本を読んでも、文章の理解が遅くなる。

TVやラジオを視聴していても、理解が遅くなります。

これ、

何かの研究材料になる気がします。

 

人間は、言葉を獲得し、それを使わなければ、

どんどん衰えていく。

これは年齢的なものもあると思うのですが、

割と、深刻に考え始めるようになりました。

 

だからと言って、外に出るのは、荒馬の現状無理なので、

本を読む・TVを早見して観るなどを続けています。

もはや、訓練のための趣味になっている気が…。

そして、

誰かと話をする時には、少々迷惑がられても、

たくさん話すようにしています。

 

やはり、この数年で、

思っていることと、発していることのスピードが合いません。

無茶すると、今まで普通に発していたスピードでも、

必ずカミます。

 

改めて、人と接することができる環境のありがたさを感じました。

失って初めて気付くって、本当ですね。

最近、また保育所問題をよく観ますが、

荒馬の場合は、働きたくても働けない状況が、

周りの普通の人とは少し事情が異なります。

一般的な家庭でもこんなに厳しいのであれば、

介護をしている家庭は、より一層厳しく、後回しに…。

後回しどころか、目を掛けてももらえません。気に掛けてももらえません。

 

それでも、【日本死ね】とは思えないんですよね。

あれもこれも、全て思い通りの世の中にはできません。

荒馬のようなケースは、稀なケースですので…。

 

そんな時に、

事情の知らない人から、

「なんで仕事辞めたの?」

「なんのために教師になったの?」

「なんで働かないの?」

などと言われると、ただただ、溜息がこぼれるばかりです。

怒りすら沸いてきません。

 

ちょっと、沈んでいる荒馬でした。

『幸福な質問』『はじめての哲学 愛すること』

みなさん、こんばんは。

最近よく【恋】について考える荒馬です。

 

小説・ドラマ・映画

【恋】【愛】がテーマのモノは、

時代が変わっても、国が変わっても、

よく取り上げられるテーマですよね。

様々な形があって、様々な恋愛模様があります。

 

小説やドラマ・映画の世界のような恋愛を

みんな経験しているのかなぁ?

ふと感じたことです。

フィクションの世界とは言え、作っているのは、

私たち同じ人。作り手自身が経験していたり、見聞したことが

土台にあるように思うのですが、そこに脚色を加えたからと言って、

ここまでのものが作れるのか?

逆に、

ここまでの事を経験している人が、多く居るのだろうか?

なんて、思ってみました。

 

荒馬自身、そんな恋愛は経験したことがありません。

思い出せないだけなのかもしれませんが…

甘酸っぱかったり、胸が苦しかったり、

その人以外のことが手に付かなかったり、その人のことばかり考えたり…。

愛に溺れて、狂気に満ちることも…。

 

荒馬の周りはどうだったかなぁ?と思い出してみると…、

あれっ、案外、いるかも…

外から見ている分には、悲喜こもごもが織りなされ、

楽しいモノですが、

当事者になれば、きっと疲れるだろうなぁと思っていた気がします。

何事にも夢中になれず、全部が中途半端だった。

以前のブログでも書いたような気がしますが、

それは、恋愛においてもそうだったように思います。

 

盲目になるほど、人生を変えるほど、

何も手に付かなくなるほど、そんな恋をした記憶がありません。

小説や映像を見て、キュンとしても、

自分の身には起こって欲しいとは思ったこともありません。

だって、疲れそうだし、面倒だし。

妄想だったり、間接的に眺めるだけで満足です。

 

今日はValentine's Day。

そんな事もあって、【恋愛モノ】の作品を

やたらと観ているような気がします。

そして、今日はこの2冊の絵本を… 

幸福な質問

幸福な質問

 

 

愛すること (はじめての哲学)

愛すること (はじめての哲学)

 

 他にもたくさんあったのですが、

この2冊にしてみました。

1冊目の絵本、荒馬はあまり共感できなくて、

「こういう形もあるのだなぁ」と思った絵本です。

こんな質問をするのも、されるのも、荒馬はちょっと……。

それでも、心温まるという評価が多くて、

やはり、経験則の違いなのだろうかと思いました。

2冊目は、

こんな風に小難しく考えるのが好きだから…。

実際に、誰かにこんな小難しい話をするわけではありませんが、

一人で考えるのは好きです。

ですので、このシリーズ、けっこう好きなんですよね。

 

あっ、こんな記事を書いた記憶が… 

fuku-fukuro.hatenablog.com

あ~、この時だけでした。キュンキュンした恋愛したのは…。

 

今はさておき、恋愛も確かに楽しいですが、

それよりも夢中になれて、楽しくて、真剣なことが

その時々の荒馬にはたくさんありました。

荒馬の周りにも恋愛至上主義の人がいなかったので、

この先、

恋愛至上主義の人とお友達になって、たくさん話を聴いてみたいです。

添付した記事の女性と直接話ができれば良いのですが…

 

 

 

言葉のチョイスと言い方で伝わり方も変わるのに…

みなさん、こんばんは。

人との会話を通して、気を付けなければと思った荒馬です。

 

今日、【人間関係とは「言葉のやりとり」である】という

ブログを拝見しました。

斉藤一人さんの著書からの引用が載っていたのですが、

本当にその通りだなぁと感じました。

 

人に愛される人は【話す言葉が魅力的な人】

〇愛のある、明るい言葉

〇聞いていて、自分も相手も、嬉しくなっちゃうような言葉

〇さりげないんだけど、思いやりがこもった言葉

〇思わず「ふふふ…」と吹き出しちゃうような、ユーモアのある言葉

〇この言葉を聞くと「よし、やるぞ!」とやる気が満ちてくるような言葉

〇押しつけがましかったり、上から目線ではなくて、さわやかで心地の良い言葉

 

この魅力的な言葉には言い方も含まれているようで、

【言い方上手】は【生き方上手】だと言える  と書いていました。

 

その後、そのブロガーさんの持論も書かれているのですが、

こちらも納得の文。

 〇魅力のない人は、相手が傷つくような言葉を平気で言う。

 〇魅力のない人は、自分中心にしゃべる 

 〇魅力的な人は、どんなことを言ったら、

          相手が喜んでくれるのかに注意を払う。

 

 

確かに、

丁寧な言葉を使っていても、言い方によって、伝わり方が変わります。

受け取る側の気持ちを、全く考えていない【言い方】は、

本当に相手を不快にさせます。

大概、使っている本人は気付いていません。

 (いや、あえて使っているのかもしれませんね。

  それなら、

  相当、屈折した、嫌な人間だなぁと思います)

「返事をしているのに」

「ちゃんと話しているのに」なんて言い訳が聞こえてきそう。

さらには、

「悪く受け取る、そちらが悪い」

「そっちが先にふっかけてきた」と言いがかりまで。

 

これは、会話で多く発生しますが、

ブログやSNSでも、そういう言い方って分かるものですよね。

上から目線の文章。

自分が正しいのだという文章

そういった人は、

「嫌われるのは上等!」「自分を嫌いな人にはこびない」と言います。

 

確かに、自分を嫌いな人に媚びる必要はありませんし、

嫌われるのを覚悟で何かを伝える場面もあると思います。

でも、

そこじゃないんじゃ???と思ってしまう荒馬。

 

最低限のマナーや礼儀って、どんな間柄にもあると思います。

【あの物言いはなんだ?】と

荒馬もつい最近思ってしまいました。

いちいち、鼻につく というか、人をイラつかせる。

その人は、人をイラつかせる天才だと、ずっと思っています。

基本、人のせい。

自分は決して「ごめんなさい」を言わないし、言えない。

相手を思う言葉遣い・言い方ができません。

 

「どうして、そんな言い方ができるの???」と

問いただしたところで、

「だって、そっちが先に…」と。

やられたら、やり返す。が基本方針のようです。

決して非を認めません。

そんな人に腹を立てるのは、こちらも疲れると思って、

歩み寄ってみたところで、

案外ねちっこく、引きずっていたりして、

それまでの言い方に輪を掛けて、

イラつかせる物言い。

 

こうして、イライラする度に、荒馬自身も気をつけねばと思います。

昔から母に

「あんたの言い方はキツい。キツすぎる。

  綺麗な言葉を使っていても、それは逆効果になる」

「語尾や表情にも、注意を払いなさい」

と言われてきました。

 

相手を好きだとか、嫌いだとかの以前に、

自分が魅力的な言葉を使っているのか、

荒馬は…

まだまだのようです。

 

しかし仏の顔も三度まで、

こちらが折れたり、歩み寄っても、ダメなようなら、

荒馬も、無理には追いません。

去る者は追わず。無駄な労力は使わず…。

 

今日は少しイライラが残るブログになりました。

これも、良い日々の記録になるでしょう。

 

 

『相棒』が相棒

みなさん、こんばんは。

『相棒』が大好きな荒馬です。

 

昨日のブログをお休みしたのは、

『相棒』の映画最新作をレイトショーで観に行ったため。

帰宅したのが23:30。

その後、興奮しすぎて、

隅から隅までパンフレットを眺め、

購入したグッズのクリアファイルに何を入れようか考えているうちに、

時計を見てビックリの時間に。

早々に布団に入りましたが、

今朝は案の定、声をかけられるまで起きることなく、

かなりの寝坊をしてしまいました。

 

荒馬、連続ドラマ放映前の2時間ドラマ枠の時からのファン。

そもそも【2時間ドラマ】が大好きな荒馬。

【火曜サスペンス】も大好きでした。

2時間ドラマも、連ドラとは違った面白さがたくさんあります。

シリーズものもたくさん。

 

数え上げれば、何文字でも書けるくらいです。

荒馬が食い入るように見ていた当時は

【医者・医療モノ】【弁護士モノ】が多かったように思います。

記憶も曖昧なのですが…

 

相棒の2時間ドラマ登場は2000年から。

荒馬が社会人になって2年目です。

なかなかリアルタイムで観られず、録画して観ていました。

連続ドラマが始まった時の歓喜と言ったら……。

それ以来のファンです。

 

TVドラマシリーズも、現在はSeason15

反町隆史さんが相棒になって2作目です。

 

映画は、今回が4作目。

ドラマとはスケールが違うので、

見応えがあります。

さらに、映画館で観ると、サウンドが良い。

歩くときの音・車のドアを閉める音

ちょっとした衣服のすれる音など、

細かい音がズシンズシンと響きます。

時には、

その細かい音が、ドキドキを助長させたり、

ハラハラを拡大させたり…。

 

でも、今回の映画、長年の相棒ファンだからなのか、

途中で真相に気付いてしまいました。

もちろん、その真意や詳細までは分かりませんでしたが…。

それでも、分かってしまっても、それがまた楽しい。

 

昨夜は、

公開初日というだけあって、

いつもは、下手すると貸し切り状態になるレイトショーが、

20名ほど(これでも入っている方なんですよ。この地域では)が

いました。

荒馬は、自分が観たい映画は、一人で行きます。

たいがい、ペアで観に来ている人が多く、

特に昨日は、荒馬よりも年上のご夫婦が多かったです。

21:00~23:00まで、

夜遅くにかかわらず、映画を観に行く夫婦というのは素敵ですね。

 

でも、

一人で観に来ている人間を、ジロジロと見つめ、コソコソ話すのは、

ちょっとやめてほしかったです。

【一人行動】が好きな荒馬は、どんな場所でもひとりで行けます。

以前、

家族でディズニーリゾートへ行った時も、

男衆が、車で休憩中に、

荒馬は一人でディズニーを楽しんでいました。

 

いつでも多くの人で賑わっているディズニーリゾート。

一人で来ている人だって、少ないですが、いるわけで、

それを、

ジロジロコソコソとは……。

 

大勢なら大勢の楽しみ方が、

一人なら一人の楽しみ方が…。

両方、どちらも楽しいのに…。

 

早く身近に『相棒』を観た人が現れないかなぁ。

相棒ファンと話がしたいです。

 

「恋の芽生えだな」

みなさん、こんばんは。

子どもの成長が嬉しくもあり、寂しくもある荒馬です。

 

夕食後、小凡師くんと

AmazonプライムTVで『るろうに剣心』のアニメを観ました。

荒馬もかつて観たことがあったので懐かしく、

小凡師くんは歴史好きなので、面白そうと反応して…。

面白いアニメは時代を超えても愛されますね。

 

今日は、

主人公ではなく、サブ的な登場をする少年がメインのお話。

稽古中に出会った少女に恋心のようなものを抱くのですが、

恋愛アニメではないので、

あからさまにハートマークが出てきたり、

セリフがあったり、

理解しやすい表現があるわけではなく、

ほんのり頬が赤くなる程度。

 

もちろん、それだけでも「おっ、一目惚れしたな」と

気付くとは思うのですが、

 

果たして、小学5年生の男子が、

その微妙な表現で【恋】だと気付くのか?

いや、

気付かないだろう。

特に、小凡師くんは……と思っていると………

 

「恋の芽生えだな!!!これは」(ニヤリ)

と、小凡師くん。

 

えーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!

気付いたーーーーーーー!!

しかも

その表現が「恋の芽生えだな」ですよ。

思わず、プッと笑ってしまいました。

 

荒馬「これはやっぱり、恋の芽生えかい???」

小凡師「間違いないね」

荒馬「小凡師は、恋の芽生えはないの?」

小凡師「まだないねぇ」

荒馬「あれっ!? 〇〇ちゃん好きって前に言ってたじゃん」

小凡師「あ~、ああいうのとは違うでしょ」

荒馬「へぇ~、違うんだ」

 

おーーーーーーーーっ!!!

小凡師が【恋】を知っている。

【恋】してはいないが(しているかもしれませんが)、

【恋】を知ったのです。

 

くーーーーーーーーーーーっ!!!

大人になってきやがったぜぇ と、心の声が叫びました。

 

身長が伸びて、体の成長は大人にどんどんなってきています。

しかし、

当然のことながら、心だって大人になってきています。

それに、はたと気付いた荒馬でした。

【恋】をすれば、また一段と大人になっていきますよね。

 

教師時代、中学生男女の恋愛模様を

見たり、聞いたり、相談を受けたり、巻き込まれたりしたことを

思い出しながら、

あんな風になるのも、もうすぐなんだなぁと、

感慨にふける荒馬です。

 

いつか、大切に想える相手と出会えた時、

その相手を大事にしてあげられる素敵な男でいてほしいです。

嬉しくも寂しい荒馬でした。